今朝は用事があって午前休したbitchyamaです、おはようございます!
昨日たっぷり寝たのに暖かくてうたた寝しそう…。
ラジェンドラと同盟を結んだアルスラーンは…?
前回までのネタバレはこちら。
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あらすじ
ラジェンドラとの盟約を交わした宴から一夜明けた朝、ファランギースはバフマンの元を訪れていた。
パルス王家の正当な血ではないアルスラーン殿下と共に現れた仲間達は、ダリューンのみ盟友ヴァフリーズの甥ではあるが可愛げはなく、その他はアンドラゴラス国王に楯突いたナルサス、奴隷上がりや賊、旅の楽士などでバフマンとしては面白くない。
しかしファランギースは、アルスラーンがバフマンに信頼を寄せていることを伝え、諭すように言葉を紡いだ。
アルスラーン殿下は勇敢にご自身の責任を果たし
運命に立ち向かおうとしていらっしゃる
それに引きかえ歴戦の宿将である老将軍があまりにも屈託なさっていては
年の功とは何か問われることになりましょうな
その言葉に苛立ちながらも、パルスの武人として万騎長として恥じることなく振る舞うとバフマンは答える。
しかしその言葉は死に場所を求めているように、ファランギースの耳には聞こえた。
ペシャワール城でシンドゥラ遠征に備えて準備を行う奴隷たちを見たアルスラーンに、ナルサスは「戦が終わったら解放して自由民にしてやる」と伝えるよう勧める。
以前、解放奴隷が生きていく術を見付けられず苦しむ姿を見たアルスラーンは一瞬迷いを見せるが、ナルサスはペシャワール城とカーヴェリー河の間の比較的肥沃な大地を指して、そこの土地を租税を軽くして与えることで生活にも困窮せず、さらにはシンドゥラ等に攻め入られた時にも土地を守るために自ら戦うのではないかと提案する。
その提案に顔を輝かせたアルスラーンは、早速奴隷たちに自由民の約束を伝えた。
一方、盟約について聞きつけたヒルメスは、タハミーネの画策や、国王派とボダン派に別れたルシタニア軍の状況を放置しておくわけにもいかず、 王都エクバターナに向けて馬を戻すことを決める。
アルスラーンがシンドゥラ遠征でむざむざ殺されることなどないだろうと踏んだこともあるが、パルスの民を偽り続けた偽の王子として、ヒルメスは民衆の前で自らの手で討つことを誓っていた。
盟約はシンドゥラにいるガーデーヴィの耳にも入り、若き王子は癇癪を起こしていた。
宰相マヘーンドラの提案で出動準備を至急整えよというガーデーヴィは戦象部隊を出すことに決めるが、寒さで象が動かないと伝えに来た家臣に対して厳しく当たる。
思いやりの無さと世間知らずが敵を多くしているのだということに気付かないガーデーヴィを見て、マヘーンドラは万が一ラジェンドラに敗れれば自分の立場も危ういと危機感を感じ始めていた。
そしてシンドゥラ遠征の日、準備を整えたアルスラーンの元にバフマンが同行の挨拶をしにやってくる。
しかし、アルスラーンに向かって「パルスに栄光を!」と声援を送り続ける兵士たちの中、バフマンは一人沈痛な面持ちのままでその光景を見ていた。
ラジェンドラはなかなか信用ならないものの、シンドゥラ軍兵士からの人気は高いようではあるし、さすがにシンドゥラ遠征中に裏切ることはないだろうとナルサスは呟く。
まずはパルス軍が渡河して軍を進めていると、前方から一万五千のガーデーヴィ軍が現れてラジェンドラ軍に迫ろうとしていた。
中でもガーデーヴィ軍内の猛将プラダーラタにはラジェンドラ軍内では誰にも太刀打ちが出来ず、恐怖で立ち尽くすことしか出来ない。
しかしその状況を見て飛び出したのは、パルスきっての実力を誇る黒衣の騎士ダリューンだった。
万騎長という肩書も何も無い戦士だと言いながら、ダリューンはプラダーラタに向かって剣を向けた。
感想
シンドゥラ遠征までのそれぞれの状況が現れてて面白かった!
ヒルメスはアルスラーンのこと恨みすぎやろ…。
毎回テンポよくて面白いし、それぞれの心情が細やかに描かれてて分かりやすい。
次回も楽しみ!
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