水族館に行ってきたbitchyamaです、こんばんは!
育休中にせっかく平日空いてるんだから、いろんなところに行っておきたいなぁ。
出版社のパーティーに行くことになったふみは…?
前回までのネタバレはこちら。
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あらすじ
悟郎の知人であるスタイリストの手によって、ふみはあっという間に大人っぽい姿にされた。
急にパーティーに参加すること、そしてそこで暁と会うことで緊張しているふみを見て、悟郎は暁の過去エピソードを持ち出して励ました。(中2までマントヒヒをヒヒトンマと呼んでいた、高1の時にNHKラジオ深夜便にハガキを送ろうとしていた、など)
暁って
あの見た目と性格だから忘れそうになるけど
根っこは只の時代オタクの真っ直ぐな奴だから
きっとちゃんとこたえてくれるさ
これもそのうち笑い話になる日が来るよ
大丈夫
ってエセ魔法使いからのアドバイス
悟郎の言葉に勇気づけられたふみは、自然体に戻って笑顔を見せた。
先生は
無口でたまに話せば口が悪くて
すっごく子供で自己表現が下手で
だからいつも勘違いされやすくて
だけどその実とても誠実なんだ
そんな事すら見失ってたなんて
本当に私は「らしくなかった」
暁の後ろ姿を思い浮かべながら、ふみは悟郎に連れられて謝恩パーティーの会場へと足を運んだ。
パーティー会場で佇む暁に、小夜子が飲み物や食べ物はいらないかと声をかける。
「いい」と答える暁の態度に小夜子は不安げな表情を浮かべる。
そこで、編集長(?)がドラマ化に対する御礼と、最近の本に関する感想を言いに暁の元にやってくる。
人物描写に深みが出てきたことから、何か心境の変化でもあったのかと質問された暁は、ふみのことを思いながら答えた。
自分自身の変化になにより自分がついていけてない部分があるので
不確かなものなのですが
僕はついこないだまでてんで人に興味がなかったように思います
自分なりに相手を慮り斟酌したとて
いつも空回りしてはすれ違っていました
常に腑に落ちず
自分には人の意を汲み取ることができないのだと
半ば諦めていました
今になって振り返ってみれば
きっとそれらは押し付けにも似たものだったのだと思います
しかしある女性と出会い
その人と向き合ってみて
今までの行いが間違いであったと気付かされました
僕の書く物に変化が出てきているのであれば
全てその人の影響です
編集長は暁の言葉に優しい眼差しを向けると、その女性は大切な存在だと口に出して言った。
暁は迷いのない目で「はい」と回答した。
この先も楽しみにしていると言い残して去っていった編集長を見送った小夜子は、先程の暁の言葉に対して、以前彼女がいないと言っていたのは嘘で、本当はいるのではないかと問いかける。
暁は小夜子には関係ないという言葉を発しようとするが、その声を遮って悟郎を迎える別編集者たちの声が聞こえてきた。
悟郎は暁に声をかけると、”知り合いの子”を連れてきたと話し出す。
暁がその言葉を聞いて向こうを見やると、そこには見知った後ろ姿があった。
小夜子も少し遅れて、その姿がふみだと気付く。
暁は焦った様子で、何故ふみがここに居るのかと悟郎に詰め寄った。
悟郎はひょうひょうとした顔で「見せびらかし?みたいな」と答える。
向こうに戻るといってふみの元へ向かう悟郎の背中、そして悟郎に話しかけられて照れくさそうに笑うふみを見た暁には、小夜子が発している声もすでに届いていなかった。
そして少し後に、先程小夜子から質問された「彼女がやはりいるのでは?」という言葉に回答する。
いるよ
彼女
ふみのことだ
暁の言葉を聞いた小夜子は、予想外の台詞に表情を変える事もできなかった。
感想
今回ショートでしたね!
しかし暁先生よく言ったー!
バレていいとか悪いとか以前に、口をついて本当のことが出ちゃったんだね。
小夜子はびっくりしすぎて声も出せないでしょう…。
次回は暁先生とふみちゃんの久しぶりの2ショットが見られるのかな!?
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