最近バタつきでテンパってきたbitchyamaです、こんばんは!
でも10月は色々イベント目白押しで楽しみがいっぱい!
海童と行動をともにする友一は…?
前回までのネタバレはこちら。
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現在のゲーム:トモダチ殺し合い(バトルロワイヤル)ゲーム
- 友一らを捕らえることで債務帳消しを約束された、”金の亡者”から逃げる鬼ごっこゲーム
- 約20平方kmある島全体の中を、ゲーム終了まで逃げ切ればクリア
- ゲーム終了は参加者が残り5人になったタイミングを指す
ゲームのルール
- 参加者は支給された特製ペイント銃を所持することができる
- 使用できるペイント弾は、黄色と赤の二種類
- 黄色(1発100万円)で撃たれた”金の亡者”は、10秒間身動きが取れなくなる
- 赤色(1発1億円)で撃たれた”金の亡者”は、そのまま再起不能になる
- このゲームに敗れた場合、その人物の所持金及び持っている預貯金、不動産、株など全てを没収され、今後稼ぐお金も全て運営側のものになる
各チームの所持金と残り人数
- 魅嶋チーム:所持金0円、残り人数2人
- 神代チーム:所持金7.9億円、残り人数1人
- 海童チーム:所持金2.8億円、残り人数2人
- 友一チーム:所持金9.15億円、残り人数5人
トモダチ殺し合い(バトルロワイヤル)ゲームの賞金
- ゲーム終了時まで残した現在の所持金が全て賞金になる
- ゲーム中にはお金を増やすイベントなどが色々あるので、うまくいけば莫大な資金が手に入る
最新のチャレンジ
- B-9地点の小さな小屋に、2つのお宝を用意したので、手元にある地図を参考にしながら到達して見つけ出してほしい。
- 1つ目のお宝は5億円のお金を獲得できるチケット。
- 2つ目のお宝は”黒の弾丸”。 これは、撃たれた参加者を1分間動けなくするアイテムである。
- 黒の弾丸を受けると、首につけた黒い輪っかから1分間電気が流れて動けなくなる。
- 自分で使わず、他人に売るのも”アリ”。
- 参加者同士でお金の受け渡しが合った場合、変動は運営側でリアルタイムにモニタリングしているので、後々トラブルになることもなく対処できる。
現在の弾丸の保持者
- 須原岳
あらすじ
友一が海童から聞いた話は、沢良宜志法が裏切り者ではないことを裏付けるものだった。
- 沢良宜(志法の父)は、親友(天智の父)をトモダチゲーム運営によって殺害されたので、仇を取るためにトモダチゲームを追っていた。
- その過程で、一人娘である志法をトモダチゲーム運営側に、人質としてとられてしまった。
- 娘を人質にとられた沢良宜は捜査の第一線から身を隠し、あとの行動は部下の海童たちに託した。
志法が裏切り者でないとしたら、友一がこれまでに推理してきたことの辻褄が合わなくなる。
つまり、志法を信じることは、他の友達を疑わなければならないということに繋がるのだ。
合わない借金額、ハメられた四部、亡くなった天智の父…。
それら全てが、裏切り者が存在していることを物語っている。
それが志法でないとしたら、今までに行動をともにしてきた友達が疑わしい。
友一は全てを語らなかったが、そのような”バケモノ”が身内にいるとは考えたくないと思っているのだと海童は悟った。
海童は、聡音を探すように提案する。
勘のいい聡音であれば、友一らのチームを客観的に見て、誰が裏切り者のバケモノであるか気付いているはずだと。
そして裏切り者を把握した上で、万全の状態でゲームをクリアしてほしいと海童は続ける。
トモダチゲームを潰すためには、このゲームを最後までクリアする必要がある。
クリアした先にいる、全ての元凶である”ボス”を捕らえることで、トモダチゲームを終わらせることが出来るのだ。
友一は、海童の話をどこまで信じるかは置いておいても、トモダチゲームを潰すつもりだったと答える。
そして自分のやり方で、ボスにも罪を償わせると言い放った。
その時、友一が意外な行動に出る。
リュックを前に移動させると、海童を背中に担いだのだ。
友一は、もう少し海童と話したいと言う。(本当に間に合わなくなりそうだったら途中で捨てる、という前提付きで…)
海童が正体を明かしてくれたので、昨夜の約束通り自分の過去も話すと決めたのだ。
もちろん、お互い信じるかどうかは相手次第なのだが。
友一には、血の繋がりのない親が二人いた。
一人は斯波大善。
友一に生きる術と人間の醜さを教えた男。
もうひとりは片切友華。
優しさと人間の尊さを教えた女。
友一の二面性は、この二人からの教えで構成されたものだった。
心の中には白い部分と黒い部分があり、黒い部分では善人を利用することに快感を覚えると話す。
それは、どうしようもない極悪人であり、ある意味で信頼していた斯波を殺したことや、反対に心から敬愛していた友華もまた自ら裏切り、殺した過去から形成された複雑な感情だった。
二人の親を裏切ったことで、友一の心は歪んでいった。
そして今、海童のことも利用しようとしているのだと話して、そのまま背中から下ろした。
銃を取り出して、そのまま海童の方へ銃口を向ける。
このままいけばギリギリ二人共禁止エリア外に出られるのに、それでも友一は今の選択を変える気はなかった。
その表情を見て全てを悟った海童は、友一に対して「ヒデェ顔だよ、バカ野郎が…」と言いながら柔らかく微笑んだ。
一方、聡音と紫宮、魅嶋の三人は、遠くの方で銃声を聞く。
その音を聞いた聡音は、なんとなく海童がやられてしまったのだということを悟った。
紫宮は、海童と一緒にいた友一の行方も気にしていた。
そして今からでも助けに行けば間に合うかもしれないと考えるが、禁止エリアから出られなくなるのではないかと言う魅嶋に遮られた。
しかし、紫宮と聡音の落ち込んだ表情を見た魅嶋は、現状で一番足の速い自分が様子を見てくるから、二人は先に行くようにと指示を出す。
その時、周囲を亡者たちに取り囲まれてることに気付く三人。
亡者たちにとっては、プレイヤーが禁止エリア内でゲームオーバーになっても一銭にもならないからこそ、自らの手で仕留めるためにイチかバチかでこちらのエリアで張っていたのだ。
魅嶋はこの状況の中で、自分が囮になることを選択する。
怪我をしているふりを装い、亡者たちを釣ると、そのまま紫宮や聡音から離れるようにして走り始める。
意外なことに元陸上部だった魅嶋は、足の速さに自信を持っていた。
お気に入りの聡音と紫宮を逃して、亡者たちの追手を一身に引き受けたのだった。
聡音と紫宮は二人で逃げるが、一部の亡者たちは引き返して追いかけてきた。
深手を負った体では、振り切れない。
紫宮は赤の弾丸を使って巻こうとするが、タイミング悪く体力の限界がきてしまい、その場に倒れ込む。
自分を置いて逃げるように伝えるが、聡音は紫宮を助けようとする。
しかし、聡音の力では紫宮を運ぶことなどできるはずもない。
このままでは共倒れになるだけだ。
紫宮はそう判断すると、最後に友一チームにいる裏切り者の名前を伝えようとした。
その時、ゆとりと真司が駆けつけてきて、助けに入る。
紫宮は助かったのかどうか状況を見届けることもできないままに、意識を手放した。
暫くして紫宮が目覚めると、ある小屋の一室で手当を受けて横たわっていた。
付き添っていた真司に聞くと、ここは崖の上に立っている灯台で、もう夜になってしまったという。
聡音とゆとりは、紫宮の状態が安定したことを確認してから、二人で海に行ったという。
それを聞いた紫宮は、その場を走って飛び出した。
海の方に行こうと聡音を誘い出したのは、ゆとりだった。
崖の上に立つと、自分たちが駆けつける直前に紫宮と話していた会話が何だったのかということを問いかける。
裏切り者というワードが聞こえたために、気になったのだとゆとりは続けた。
聡音は、紫宮からは何も聞いていないと答えた。
しかし、何も言われなくても、最初から聡音には裏切り者が誰かわかっていた。
裏切り者の一人は、心木ゆとりだった。
聡音は、ゆとりに対面した当初から「バケモノ」だと呼んでいた。
ゆとりの豊満な胸を指して、その体型をバケモノ呼ばわりされたのだと皆が勘違いしていたが、実はゆとりの本性を指摘していたのだ。
何のためらいもなく友達に嘘を付き、裏切っていたから。
真実を知っている紫宮と答え合わせをして、この事実を友一に話すと言う聡音。
しかしその時、ゆとりは聡音を崖から突き落とす。
それはダメだよ…聡音ちゃん
そんなことされたら私…
友一に嫌われちゃうじゃない
紫宮は、その光景を後ろから見ていた。
駆けつけるも間に合わず、聡音を助ける事ができなかったのだ。
そして、志法に囁かれたセリフを反芻する。
紫宮君…私が知ってる真の裏切り者の一人は…
心木ゆとり…よ
過酷な現実に向き合うべきときが近づいていた。
感想
うおおおおおお、ゆとりの顔こわっ!!!!!!!!!!!
夜中にページ見てぞくっとしたわ…。
そして、まさかのゆとりが裏切り者だったとはーー。
なんでなのか、理由が気になるところ。
あと、やっぱり京くんが良い立ち位置すぎて最高に推せます…。
性格良すぎでは。
この漫画は大体ヤバイやつしかいないから、京くんの人の良さにほっこりする機会が多い。(まさかの京くんも裏切り者、とかはやめてほしいです笑)
次回は若干、ゆとりの裏切りの謎も語られるのかなー?
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