ネタバレ『トモダチゲーム 54話 さすがに君の負けでしょ』最新 あらすじ&感想 別冊少年マガジン 山口ミコト 佐藤友生 

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慣らし保育とりあえず順調に進んでて嬉しいbitchyamaです、おはようございます!

もうすぐ職場復帰とか信じられない。ネタバレいつしたらいいんや…。

 

紫宮が倒れていた間に何が起こったのか…?

前回までのネタバレはこちら。

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現在のゲーム:人生博打(オールベット)ゲーム

人生博打ゲームのルール

  • 友達を売ってギャンブルの軍資金を得る
  • ギャンブルは自主運営のため、好きなギャンブルを選んでもレートを勝手に決めても、オリジナルのギャンブルを作っても良い
  • ゲーム終了までに売って得た金の分を満額支払えば、友達を買い戻せる
  • 乗船料として一人1千万円支払う義務がある
  • 1千万円支払うことが出来ない場合、一人につき1億円の罰金が課される

 

 

 

その他の補足

  • 船の中ではあらゆるものが金かギャンブルで取引できる(後半戦の準備をするためには金を増やしておく必要がある)
  • 買い戻せなかった友達は運営に取られてしまう

 

それぞれの査定金額

  • 美笠天智:1千万円
  • 紫宮京:4千万円
  • 四部誠:8千万円
  • 心木ゆとり:2億円
  • 片切友一:0円

 

現在売った友達

  • 四部誠 
  • 美笠天智

 

所持金

8,000万円→0円→1億6千万円

 

 

 

あらすじ 

中学時代に喧嘩を繰り返していた紫宮は、ある日兄である万里から「強い言葉を使いすぎると弱く(馬鹿に)見える」と言われる。

そして勧めも有り、本来紫宮のレベルには合わないが、万里の通う高校へ進学することにした。

万里はそんな紫宮に対して、助言を授ける。

 

京…お前は相手にすぐに”馬鹿”のレッテルを貼りすぎる

だから必要以上に敵を作るんだ

 

少し我慢すること

相手をじっくり見ることを覚えろ

そうすればお前はさらに強くなれるはずだ

 

高校で出会ったバスケ部の先輩(鬼瓦や千聖)たちは、全国制覇を目指す強豪らしい厳しい練習についていけるのか、と紫宮を脅す。

紫宮は馬鹿ばかりだと辟易するが、万里の言葉通りにしばらく大人しくしていた。

ある日結局上級生たちに絡まれてしまい、やはり馬鹿は痛い目を見なければわからないのだと拳に力を込める。

 

 

 

しかし、そこで助けに入ったのは鬼瓦ら先輩たちだった。

鬼瓦たちは紫宮を嫌って厳しくしていたのではなくて、初心者である紫宮が練習で潰されないかと心配していただけだった。

紫宮は初めてそこで、”馬鹿にも色々いる”ということを理解する。

 

しかし相手がどう見てもどうしようもない馬鹿だった場合にはどうするのか、と万里に問いかける紫宮。

万里は考え込むような姿勢で答える。

 

どうしようもない馬鹿なんてなかなかいないと思うが

まぁ…もしもいた場合は…

お前の全ての力を尽くしてそいつを潰せばいい

 

その兄の言葉通り、紫宮の目の前には今、魅嶋という”どうしようもない馬鹿”が立っていた。

 

魅嶋靖は東京に何件もの店を持つ夜の若き帝王で、東條からは”狡猾なサディスト”と評されていた。

そして手に入れたおもちゃは完全に壊れるまで遊び尽くす。

相手の怒りをわざと誘うことで冷静さを失わせ、自分のペースに引き込む魅嶋の術中に、激昂している紫宮はすでにハマっているように見えた。

 

 

 

紫宮はまず、いつどういう流れで自分が魅嶋の人質になったのか、と問いかける。

魅嶋は意地の悪い笑みを浮かべたままで、その問いかけに答える。

 

2人が行ったのは『殴り合い(フィストファイト)ゲーム』だと魅嶋は言う。

互いの足元にサークルを描き、その中にそれぞれ立つ。

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そして交互に殴り合いそのサークルから出たほうが負けというルールだ。

 

紫宮は、そんな馬鹿な勝負を自分を担保にして行う訳がない、暴力行為だ、と言い返すが、魅嶋はあくまで”証拠”がないとしらを切る。

魅嶋は現場の監視カメラ映像の隠蔽だけでなく、あの時殴られていたチームメンバーの女性も売ってしまって(+1億円)事実を隠していた。

 

紫宮は腹の刺し傷をどう説明するのか、となおも食い下がるが、魅嶋はその傷は負けを認めたくない紫宮が自演のために作ったものだと言い張る。

そしてご丁寧に、紫宮のポケットに証拠のナイフまで忍ばせていた。

 

 

 

紫宮はマナブに抗議するが、あくまで今回のゲームは自主運営であり、互いの”合意”が取れていればどんなギャンブルをしても何を賭けても問題ないと言う。

しかし魅嶋は合意の上だと言い、紫宮は合意していないと言う正反対の状況に、マナブも頭を悩ませた。

 

誰か目撃者でもいれば…とマナブが漏らすと、神代が出てきて魅嶋の意見が正しいと加勢する。

紫宮は神代の胸ぐらを掴んで、魅嶋とグルだったからだろうと責めるが、そこで神代を庇ったのはゆとりだった。

神代はずっと自分の味方をしてくれて、大怪我を負った紫宮を助けるために人質交換という方法を思いついて共に魅嶋に頼み込んでくれたというゆとり。

全てが神代と魅嶋に組まれたことだと紫宮は苦々しく睨み返すが、目撃証言者(神代)と、それを擁護する紫宮のチームの人間(ゆとり)が揃ったため、マナブはさすがに紫宮の負けだと判断した。

 

完全に論破されてショックを隠せない紫宮に対して、魅嶋はもう一度『フィストファイトゲーム』をするか、と持ちかけた。

紫宮はすぐに魅嶋に向き直って、その勝負を受けると返す。

そしてマナブや運営が見守る中で、ゲームが開始されることとなった。

 

 

 

紫宮が勝てばゆとりを返してもらい、魅嶋が勝てば全財産と食料全てを渡す、という条件で行われることになったゲームは、まずは提案者である魅嶋の先攻で始まる。

顔面を強く殴打された紫宮だったが、なんとか持ちこたえた。

短期決戦を行うなら顔面攻撃しかないが、2人のリーチの差から紫宮が魅嶋の顔面を殴るのは無理がある。

そこで紫宮は、魅嶋の股間を狙って、突き上げるようなパンチを繰り出した。

しかしダメージを受けたのは紫宮の右手の方だった。

こうなることを想定していた魅嶋は、あらかじめ股間に鉄板を仕込んでいたのだ。

 

次の攻撃もなんとか耐える紫宮(魅嶋がギリギリのところで手加減しているため)だが、自身のターンになった際に利き手ではない左手で攻撃をするも全く効かない。

魅嶋は”狡猾なサディスト”らしく、相手の利き腕を奪い一方的に殴れる状況を作り、相手が負けない程度の攻撃をネチネチと繰り返し、その様を自分のお気に入りの女(ゆとり)に見せつける。

魅嶋が目をつけたおもちゃは、ゆとりではなく紫宮だったのだ。

 

 

 

立っているのもやっとという状況に追い込まれた紫宮を見て、ゆとりはもう円から出るように泣きながら願う。

ある程度満足した魅嶋は、次は本気で殴るから命に関わると言い、防ぐように促す。

そして繰り出されたパンチを紫宮が防ごうと顔面を覆ったところで、拳の位置を変えて大本命の刺された傷跡を狙いに行く。

 

しかしそこではじけ飛んだのは、魅嶋の指だった。

紫宮は仕込まれていたナイフを取り出し、その刃先で魅嶋の拳を受けたのだ。

鉄板を使って手を潰されたのだからおあいこだ、と笑いながら言う紫宮。

紫宮は荒い呼吸の中で、ずっと顔が殴りやすくなるこの瞬間を待っていたと続けるが、どう見てもナイフを握る利き手(右手)は震えており、人を殴れる状態ではなさそうだ、と、そう魅嶋は油断していた。

 

次の瞬間魅嶋の顎元に、紫宮の左の拳が抉るように入った。

すっかり侮っていた魅嶋は、そのまま後ろに倒れる。

実は紫宮は元々両利きで、魅嶋を油断させるためにわざと右手を利き手だと思わせていただけだったのだ。

どうしてそんなことができるのだ、と魅嶋が言うと、紫宮はいつものように不遜な笑みを浮かべて答える。

 

 

 

そんなの僕が…

”天才”だからに決まってるだろ…!!

 

僕は馬鹿が嫌いだ

この世で2番目に…馬鹿が嫌いだ

 

「じゃあ1番は…?」と問いかけてくる魅嶋の胸ぐらを掴み、挑発するように舌を出しながら紫宮は言い返した。

 

お前みたいな

調子に乗ってる馬鹿だよ

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バーーーカ!!

 

馬鹿のクセに自分を賢いと思い込んでさ

ダッセーヤツだよお前は!

 

 

 

紫宮の言葉に怒りで熱くなった魅嶋は、このまま延長線をしようと持ちかける。

ぎりぎりと喉元を締め上げて、天才の紫宮なら勝ち逃げしないだろうと力づくで合意を取ろうとする魅嶋。

しかしそこで魅嶋の拳を止めたのは、友一だった。

 

傷だらけの紫宮を抱きかかえながら、遅くなって悪いと謝る友一。

よく頑張ってくれたという友一に、紫宮は屈託のない笑顔を向けながら答えた。

 

一度負けたからさ

 

先輩に一度負けた経験が…

僕にもう一歩先を考える冷静さをくれたんだ

”負けたことがある”というのがいつか大きな財産に…

 

本当になったみたいだね

 

紫宮の言葉を聞いた友一は、とりあえずまずは休むように言うと、魅嶋に再度向き直った。

そして延長線は自分が代行で引き受けると言う。

 

 

 

ごねる魅嶋に対して、友一はこの数日で船に爆弾を仕掛け、指を鳴らした瞬間に起爆するようにしたと返す。

ハッタリだと魅嶋は高らかに笑うが、友一の指が鳴った瞬間、スッと船内の光が消えた。

友一は音もなく魅嶋に近付くと、喉元にナイフを突きつけながら囁いた。

 

ああ…真っ暗だなぁ

これじゃあほとんど何も見えない…

 

こんな状況じゃ

突然誰かが死んでも…

誰が犯人か特定する

お前が大好きな”証拠”は出てこないだろうなぁ

 

なんでもありならテメェに勝ち目はねぇんだよ

雑魚が…!!

 

 

 

感想

今回のトモゲー読み応えあったーーー!!!!

とりあえずまずは魅嶋撃破、おめでとうございます! 

今回のみどころ。(偏っています)

 

  • 京が終始かっこよすぎて惚れる
  • ゆとりがモブ化してるくらい京が美しい(ゆとりちゃんファンごめんなさい)
  • 最後友一が京をお姫様抱っこしてる…!?
  • 京の友一に向ける笑顔がヒロインっぽい
  • 友一のキレっぷりが完全に京がやられたからでヨダレ(^q^)

 

とりあえず友一と京はくっついたらいいし、ゆとりちゃんは申し訳ないけど友一のこと諦めたほうがいいなって思った。

次回は友一がもっと暴れまくるのかなー?

毎回ボリューム多くてほんと嬉しいです!

 

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  • 作者: 山口ミコト,佐藤友生
  • 出版社/メーカー: 講談社
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