ネタバレ『黒執事164話 その執事、先導』最新 あらすじ&感想 Gファンタジー 枢やな

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気付けばもう5月も後半戦で驚きなbitchaymaです、こんばんは!

時間がすぎるのは早い…。

 

メイドとして働くことになったメイリンは…? 

前回までのネタバレはこちら。

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青の教団編まとめ 

対象話数

109話〜現在まで連載中

 

 

 

冒頭の導入

ある日、エリザベスの兄エドワードの元に、かつてウェストン寄宿学校を放校処分となった前プリーフェクトの”ハーマン・グリーンヒル”が訪ねてきた。(寄宿学校編に登場)

グリーンヒルから「スフィア・ミュージックホール」で行われるという集会に是非にと誘われ、その押しの強さに根負けしたエドワードは仕方なく出向くことにした。

ミュージックホールで行われていた集会は、エドワードが今までに経験してきたいずれのパーティーとも異なって、貴賎の隔たりなく、会話や食事の楽しめる空間がそこには用意されていた。
前P4の先輩たちは、子どもたちと遊んだり勉強を教えたり絵を描いたりと、その集会の中で気ままに活き活きと過ごしていた。
その中でひときわ注目を集めていたのは、”ブラバッド”という占い師だった。

帰宅したエドワードを待っていた妹・エリザベスに、集会が楽しかったことを話すと、エリザベスは興味津々で、次回は自分も行きたいと伝えた。

後日、女王からシエル宛に手紙が届いた。
それは例のミュージックホールの集会についての要件であった。
気になって女王から調査をかけたものの、異状報告は得られなかった。
しかし、派遣した調査員たちは、その後集会に足繁く通っているという。
一体あのミュージックホールで何が起こっているのか、よからぬ企みでもあるのでは、という内容の手紙であった。

手紙を読み終えたシエルの元へ、エドワードが珍しく事前に手紙も寄越さず血相を変えてやってきた。
何かあったのかとエドワードに問いかけると、その口から出てきたのは「エリザベスが家出した」という衝撃の事実だった…。

 

 

 

スフィア・ミュージックホールで行われていたこと

  • スフィアミュージックホールは、輸血の研究のために運営されていた。
  • 血液を垂らした薬液の反応を見て、ポラリス、ベガ、カノープス、シリウスの4種に分けて判別し、相互に拒絶反応を回避する技術を確立させていた。
  • 研究所内にあった血液はポラリス44%、ベガ44%、カノープス10%、シリウス2%。これは血液型を表しており、シリウスはAB型。
  • この血液は全て、スフィア・ミュージックホールの教祖「蒼き星・シリウス」のために集められていたものだった。
  • そのシリウスの正体は、シエルの双子の兄である本物の”シエル・ファントムハイヴ伯爵”。
  • 兄は、アンダーテイカーによって生き返らされた死人である。

 

エリザベスがいなくなった理由

シエルの兄(エリザベスの本来の婚約者)が戻ってきたため。

 

兄の死因とセバスチャンの登場

かつて、悪魔信仰をしている教団に襲撃されたシエルと兄は、そこで”生贄の儀式”に捧げられる供物となった。

祭壇に乗せられた兄の腹には剣が突き立てられ、これが原因で兄は死亡した。

そして、兄を”渡り賃”として、シエルはセバスチャンを召喚した。 

 

 

 

現在調べている内容 

兄が血を必要としているのなら、なるべく死者を出さずに血液を集めるための組織を何らかの形で構築しているはずだと踏んだシエル。

そこで、アンダーテイカーが裏で操っていた組織「暁(アウローラ)学会」の所属員が絡んでそうな事件を洗うことにした。

 

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①ノーズヨークシャーのヒースフィールド男爵邸
新聞に厚待遇な雇用条件でメイド求人広告が掲載され、使用人紹介所を介して雇用されたメイドの数は100名を超える。

にもかかわらず、未だに募集記事を出し続けている。

カルスタイン病院の元ナースが数名、メイドとして勤務。

 

②ノーフォークの新設児童養護院

英国各地から未成年の孤児を集め、独自メソッドによる高度な教育を受けさせている。

アウローラ学会に所属していた貴族から、多大な寄付を確認。

 

③ウィルトシャーの退役軍人療養所

「奇跡の癒しの手」と呼ばれる看護婦がおり、植民地紛争で身も心も傷つき再起不能とされた兵士たちを数多く社会復帰に導いている。

アウローラ学会に所属していた医師が多数勤務。

 

④ブライトンの新リゾートホテル

リーズナブルな宿泊費に対し、ホスピタリティが素晴らしく、バカンス期間終了後も滞在を延長する客が多数いる。

中には、自宅を引き払うものまでいるのだとか。 

アウローラ学会に所属していた貴族が支配人を務める。

 

 

 

それぞれ、下記のメンバーで調査にあたっている。

  • ノーズヨークシャーのヒースフィールド男爵邸:メイリンとランマオ
  • ノーフォークの新設児童養護院:フィニとスネーク
  • ウィルトシャーの退役軍人療養所:バルドとラウ
  • ブライトンの新リゾートホテル:シエルとセバスチャン

 

あらすじ 

※シエルの本名が明かされていないので、本物のシエルを「兄」、主人公のシエルを「シエル」と書きます。

 

個室へ案内されたメイリンは室内を見渡すが、ひどい遠視のためにほとんど把握ができない。

そこでセバスチャンは、メイリンの目では近くのものがあまり見えない、まさに”梟の目”だということに気付く。

セバスチャンの姿も、ただの黒い塊にしか見えないと返すメイリン。

それでは業務に差し支えるので、対処法をシエルと相談してみるとセバスチャンは答えた。

 

女性使用人専用の浴室へ案内されたメイリンは、お湯に浸かりながらため息をつく。

十分に体を温めた後で部屋着に着替えると、そのままベッドに倒れ込んだ。

「ベッドで寝るなんていつぶりだろう」と、シーツにくるまりながら笑顔を漏らした。

 

 

 

翌朝、メイリンが目覚めると、目の前には洋服仕立て人のニナ・ホプキンスがいた。

至近距離で覗き込む彼女を見て、メイリンは一瞬刺客ではないかと身構えるが、続けて現れたセバスチャンから、ニナが出入りの業者であることを聞いてホッとする。

 

メイリンは身一つでファントムハイヴ家に訪れたメイドなので、必要な衣類一式を揃えてもらうためにニナを呼んだのだ。

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ニナは、メイリンが裏社会から足を洗ってメイドとして転身することも把握していた。

その上で、メイドの制服や、外出着、肌着(シュミーズ)やコルセット、そしてストッキンや帽子なども含めて、頭の天辺からつま先まで仕立てられる幸せに陶酔していた。

服を仕立てられるようなお金を持っていないと言うメイリンに、セバスチャンは分割で給与から天引きすると冷静に返す。(ニナは、シエルに服の10着や20着ツケておけばいいと微笑んだが、セバスチャンに一蹴された)

 

そして、ニナとメイリン二人での試着会が始まった。

ホプキンス・テーラー特製のコルセットは防弾素材が芯地に使われていると聞いて、メイリンはニナがやはり「女王の番犬の関係者」であることを再認識する。

有事の際にベルトでスカートをたくし上げられるように、メイリン用に誂えられたエプロンのボタンや、弾倉ポーチをバッスル風に仕込める装飾など、どんどんアレンジが加えられていく。

そんな中でメイリンは、初めて履くスカートに戸惑いを隠せない。

ニナは一つ微笑むと、髪の毛を少し整えてからキャップを着けた。

そして、最後にシエルからの贈り物だと言って、メガネを差し出す。

 

 

 

メイリンさん

服というのはね

ただ体温調節をしたり肌を守るためだけの物ではないわ

 

気分を変えることもできるし

自分を変えることだってできる

世界が素敵に見える魔法なのよ

 

メガネをかけたメイリンは、自分のメイドとしての姿に驚く。

ところが、恐る恐る鏡に近寄ってみようとしたところで、足を捻ってしまい盛大にコケてしまった。

ここがドジメイド誕生の瞬間だった。

 

 

 

感想

メイリンのお着替えかわいいーーー♡

そして久しぶりに登場したニナさん!

相変わらず腕が良い〜〜〜。

既製品でたくさんの服を着回すのも楽しいけど、こうして誂えてもらうのも楽しそうだよねぇ。

そして徐々に女の子っぽくなっていくメイリン……まさに魔法のよう♡♡

こののどかな過去編、結構見ごたえあってよき。

 

 

その他黒執事の記事はこちら。

https://yamanerd.com/archive/category/%E9%BB%92%E5%9F%B7%E4%BA%8B

 

 

 

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