あっという間に夏が近づいてて信じられないbitchyamaです、おはようございます!
そろそろリモートも終わりかなぁ。
現代にもどった燐は…?
前回までのネタバレはこちら。
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あらすじ
雷天(インドラ)の攻撃を受けるドミナスリミニスの船内に、雷撃が轟く。
その中で医務室に横たわるルシフェルは、誉から雪男の裏切りを聞いていた。
艦が危険なので、応急処置が済み次第避難するように促す誉だが、ルシフェルはエリクサーの完成を求めているため首を横に振った。
しかし、エリクサー実験はすでに失敗している。
ドラグレスク博士とも連絡が取れないことを聞いたルシフェルは、「セラフインパルス」の発動許可を出す。(セラフインパルスの説明はナシ)
時間を稼ぎ、雪男の居場所さえ突き止められればそれで良い。
誉はルシフェルの命令を受けて動き始めた。
雪男を探す志摩は、メフィストによって送り込まれた子猫丸と偶然再会する。
そこで、燐も艦内にいることを知り、子猫丸と共に奥村兄弟の行方を探すことに決めた。
艦内の空きスペースに身を隠した雪男は、左目に宿る悪魔への対処法を考えていた。
憑依や寄生を許してしまった場合に一番効果的なのは、ショック療法。
すなわち、肉体に激痛を与えれば堪らずに逃げていくというものだ。
当然これは奥の手であり、容易に使うものではない。
しかし雪男は、ためらいもなく左目におおきな金具を向けて、攻撃する体勢をとった。
目に宿るサタンに向かって、雪男は「どうしてそんなに肉体がほしいんだ」と問いかける。
その再現のない欲望を揶揄することで、サタンを挑発し始めたのだ。

雪男の予想通り、すぐにサタンは激昂する。
そのタイミングをついて左目に金具を突き立てようとしたところで、近くの扉がガチャリと音を立てて開いた。
その扉に立っていたのは、燐だった。
号泣しながら「久しぶりだ、会いたかったぞ」という燐に、まだ5日も経っていないことを告げる。(燐は過去を見てきたことで、時間の感覚がバグっている様子)
燐は手に持っていた鍵を出して、雪男にも過去を見に行こうと誘いかける。
過去を見れば、疑問に思っていることを確かめられるし、ルシフェルに協力することが危険であることもわかるはずだ、と。
しかし雪男は、怒りを孕んだ瞳を燐に向けた。
ナメてるのか?
今さらどこに帰るんだよ
騎士團(あんなところ)に帰るつもりはない
騎士團は保身しか考えない腐った無能の集まりだ
……なんで僕がこんなところに来たと思う
イルミナティを潰すためだ
騎士團がやれないことをしてあげたんだよ
あとは僕がしねば完璧だ
僕の左目はサタンに寄生されている
サタンはこの左目から物質界を覗いてるんだ
ルシフェルはどうやら僕をサタン復活に利用する気らしい
利用されてたまるか

再び金具を目に突き立てようとした雪男だが、その攻撃はサタンによって阻まれてしまう。
サタンは宿主を守るからだ。
雪男は、もしかしたらサタンの落胤である燐なら自分を滅することができるかもしれない、と意地悪な笑みを浮かべる。
一連の話を聞いた燐は、雪男の「ナメられたくない」という気持ちを理解したと答える。
そして一発、右ストレートを雪男の頬にお見舞いした。
燐にとって雪男はずっと、体の弱い守るべき弟だった。
でも、雪男がナメられたくないというのなら、力ずくでも生きて連れて帰る。
それが燐の答えだった。
ついに、本気で衝突する兄弟喧嘩が始まったのだった。
感想
おおーーセラフインパルスってなーにーーーーー?!
インドラ(雷天)とヴァユ(風天)の攻撃もめちゃくちゃ忘れていた……。
こんなに毎月読んでるのに、青の祓魔師は情報整理が自分の中でいまいちできてなくて、毎回これなんだったっけーー?みたいな初見の気持ちになる笑
でも、奥村兄弟の事態は少し好転しそうかな……?
ユリとサタンの過去を見てきたからちょっとウルっときてしまう。
手放しでハッピーなカップルではもちろんないんだけど、それでもこうして子どもたちが生き残っているという尊さよ……。
次回も目が離せないなぁ。楽しみ!!
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