ネタバレ『トモダチゲーム 68話 仲間を作る…ということ』最新 あらすじ&感想 別冊少年マガジン 山口ミコト 佐藤友生

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GW明けに風邪引いちゃったbitchyamaです、こんばんは!

まだまだ寒くて辛いよ〜〜。

 

新たなゲームが始まるが…? 

前回までのネタバレはこちら。

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現在のゲーム:トモダチ殺し合い(バトルロワイヤル)ゲーム

  • 友一らを捕らえることで債務帳消しを約束された、”金の亡者”から逃げる鬼ごっこゲーム
  • 約20平方kmある島全体の中を、ゲーム終了まで逃げ切ればクリア
  • ゲーム終了は参加者が残り5人になったタイミングを指す

 

 

 

ゲームのルール

  • 参加者は支給された特製ペイント銃を所持することができる
  • 使用できるペイント弾は、黄色と赤の二種類
  • 黄色(1発100万円)で撃たれた”金の亡者”は、10秒間身動きが取れなくなる
  • 赤色(1発1億円)で撃たれた”金の亡者”は、そのまま再起不能になる
  • このゲームに敗れた場合、その人物の所持金及び持っている預貯金、不動産、株など全てを没収され、今後稼ぐお金も全て運営側のものになる

 

各チームの所持金と残り人数

  • 魅嶋チーム:所持金0円、残り人数2人
  • 神代チーム:所持金7.9億円、残り人数1人
  • 海童チーム:所持金2.8億円、残り人数2人
  • 友一チーム:所持金9.15億円、残り人数5人

  

トモダチ殺し合い(バトルロワイヤル)ゲームの賞金

  • ゲーム終了時まで残した現在の所持金が全て賞金になる
  • ゲーム中にはお金を増やすイベントなどが色々あるので、うまくいけば莫大な資金が手に入る

 

あらすじ 

監視室で動向を見守る東條の前に現れたのは、この島に合流した2つの船の責任者たちだった。

 

  • 東條レン:グローリーデイズ号責任者
  • 南理タケシ:オーシャンドリーム号責任者
  • 西澤アキラ:ブレイブサンシャイン号責任者

 

 

 

それぞれの船で見つけた逸材たちを自慢し合う中で、東條はモニターに映る友一を”オススメの参加者”の一人だと断言した。

まずは友一がゲームの攻略法を理解しているかどうかを確かめるために、3人はそのお手並みを拝見することに決めた。

 

友一と鉢合わせた女性は、オーシャンドリーム号に乗船していたと言う21歳の大学生「白砂梅子」だった。

梅子はまず、まだ高校生である友一の参加を訝る。

そして、その背中に向かって「何か大きなトラウマを抱えているのでは」と問いかけた。

 

梅子は大学で心理学を専攻しているようで、友一のように”陰”のある人物を見る機会があるため分かってしまうのだと言う。

心配する素振りを見せる梅子に対して友一は、この相手を裏切るようなゲームに参加しておきながら心配をするなんて矛盾していると睨みつけた。

しかし梅子は明るく笑いながら、励ますように友一の背中を叩く。

そして、このトモダチゲームは”相手を疑い裏切るゲーム”ではなく、”相手を信じて自分を曲げないゲーム”だと自信たっぷりに語る。

トモダチゲームの攻略法は、友達を疑わないことだとも。

 

 

 

現時点で友達でないなら、今から友達になればいい。

そう提案する梅子は続けて、自分がトモダチゲームを潰すのだと言い切った。

元々は人間の心理を学ぶつもりで参加した梅子だったが、関わっていくうちにこのゲームの悪辣さにムカついてきたのだと言う。

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このゲームをクリアしたら、運営ごとここを潰す予定だと話す梅子に、友一は自分も同じ考えを持っていることを打ち明けた。

 

同じ目的であればなおのこと友達になろうと言う梅子の申し出を、友一はすぐに断る。

梅子のように甘い人間ならば、ゲームを勝ち残る力も運営を潰す度胸もないからだと。

その発言に苛立った梅子は、自分の覚悟の証として銃を手渡す。

友一に信頼してもらって一緒に戦いたいからこそ、まずは自分が武器を捨てるべきだと考えたのだ。

梅子は「信頼」こそが、このゲームの最強の攻略法だと信じている。

 

 

 

事の成り行きを見守っていた東條らは、熱血漢の真面目女である梅子が、根暗ひねくれ男の友一を”口説いている”と見る。

このゲームの攻略法は、いかに金を使わず最後の5人まで生き残るかということ。

それを達成するための最大の問題点は、「いつゲームが終わるかわからないこと」だ。

長期戦にはとにかく金がかかる。

そこで”共闘”の必要性が生まれるというわけだ。

亡者と戦うにしても逃げるにしても、チームで共闘して挑んだほうがコスパがいい。

低コストで長期戦を戦い抜くための仲間づくりは、最も基本的な攻略法であると言えるのだ。

 

ただしこの曲者ぞろいのトモダチゲームで信頼できる仲間を作るのは、かなり難易度が高い。

南理は自分の経験上から、トモダチゲームで生き残れるのはとんでもない正直者か、とんでもない嘘つきどちらかだと言う。

相手の人間性を的確に見極め、時に共闘し、時に利用する。

それが、このゲームの”駆け引き”である。

 

 

 

東條は友一を、とんでもない正直者でもとんでもない嘘つきでもないかもしれない、と返す。

であればただの半端者か、仲間に恵まれただけのとんでもない運の持ち主か、と南理は小馬鹿にしたように笑う。

そして、現在その友一と共にいる梅子は、とんでもない正直者かとんでもない嘘つきかどちらなのか…という話題に移っていった。

 

その頃友一は、できるだけ高い位置に行って亡者の動向を探ることを考えていた。

道中で梅子に向かって「何も言わずにお金を貸してくれと聞いたら、いくら貸せるか」と質問を投げかける。

梅子の答えは、貸せるだけいくらでもというものだった。

友一はその回答を聞いて、まっすぐで友達思いだった志法の姿を重ねる。

 

その時、眼下の少し離れた場所に亡者の姿を発見する。

相手は7人。

すぐに友一と梅子にも気付いたようだった。

取れる選択肢は、戦いつつ2人で逃げるか、1人が囮になってもう1人が確実に逃げるかの2つだった。

自分には武器もないし…と苦笑する梅子に、友一は銃を差し出しながら共闘を提案する。

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梅子を囮にして逃げることはできないと言う友一は、ここで背中を預けることに決めたのだった。

 

 

 

しかし、梅子の今までの発言は、全てウソだったことが判明する。

梅子はとんでもない嘘つきの方だったのだ。

本来舞台女優として活躍する彼女は、相手の表情や仕草から瞬時にその人間の特性を見抜き、取り入りやすいキャラを即座に演じることができるのだ。

梅子は受け取った銃を友一の後頭部に向けて、ペイント弾でも当たれば大怪我をするかもしれないから抵抗せず囮になるよう指示する。

 

ただし、友一は騙されていなかった。

事前に梅子の銃から全て弾を抜いて隠し持っていたのだ。

そして朗らかに微笑むと、梅子を抱きかかえて下に投げ飛ばす。

何の躊躇もなく、囮役として敵の集団内に放り込んだのだ。

 

梅子を取られて悔しがる南理に、東條は友一の本質を語る。

友一はとんでもない嘘つきではないのだ。

グローリーデイズ号には、嘘つき(魅嶋、神代)や天才(紫宮、聡音)なら他にもいた。

友一にとっては、梅子が嘘つきでも正直者であっても、どちらでも容赦なく利用できる冷酷さがある。

あえて言うならば”極悪人”と呼べる、と東條は説明した。

 

 

 

友一と梅子の対峙が終了したところで、新たに別の場所で鉢合わせた面々に注目し始める監視員たち。

 

オーシャンドリーム号からは絶世の美女。

ブレイブサンシャイン号からは、優しげな笑顔と、それに反比例するように屈強な肉体を持つ大男。

そしてグローリーデイズ号からは、聡音と紫宮の天才2人だった。

後にこの中で生き残ったのは、たったの1人であったという…。

 

感想

途中まで友一お得意の恥ずかしくなるようなドラマだったけど、やっぱり最後の最後でそうきたかーという感じでした。

梅子が完全に雑魚キャラ笑

せっかく女優としてすごいスキル持ってるのに…。

そして次回は異色の4人!

ていうか京くんが真の裏切り者知ってるの忘れてた。

その真相を早く知りたいいいい。 

 

 

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