【ネタバレあり】『ヒロイン失格』最終回あらすじ&感想 映画化 

【ネタバレあり】『ヒロイン失格』最終回あらすじ&感想 映画化  photo 0

周りに風邪っぴきが多くてこわごわしてるbitchyamaです、こんばんは!

季節の変わり目は風邪ひきやすいよねー。 

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9/19から映画公開の『ヒロイン失格』原作を読んだよ!

昔読んでたけど、途中やめになってたから読み直したー。

最終回のネタバレしちゃうので、結末知りたくない方はご注意を。

 

ヒロイン失格 全10巻/作者:幸田もも子/マーガレットコミックス 

ヒロイン失格 コミック 全10巻完結セット (マーガレットコミックス)

  • 作者: 幸田もも子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/05/24
  • メディア: コミック
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ドラマ版『デスノート』でL役を演じた山崎賢人が、主人公が昔から好きな幼なじみ「利太(りた)」に抜擢されてる。

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あらすじ

利太のことを忘れようと思っても忘れられない。

どうしようもない気持ちに改めて気づいた「はとり」は、学校一のモテ男「弘光」に別れを告げた。

 

心機一転、髪をばっさり切って登校したはとりに、クラスメイトや親友の中島は驚く。

中島に「弘光くんと別れたから後悔してんの?(だから髪を切ったの?)」と聞かれるが、はとりはすっきりした表情で答える。

 

してないよ!

自分の気持ち気づいちゃったんだもん

あそこでまた弘光くんの優しさに甘えても

その後絶対グダグダになっちゃってたよ

そしたら それこそ後悔してたよ

 

利太が好きなことに気づいたはとりに、迷いはなかった。

 

突然背後から登校してきた利太とぶつかる。

はとりの髪型が変わっていることにびっくりする利太。

その顔は傷だらけで、絆創膏がいくつも貼られていた。

DV男から安達を守るためについた傷だと悟り、「やるじゃん」と心の中で褒めるはとり。

利太は安達といることを選んだし、それを分かっていても弘光と別れたのだから、一人でもたくましく生きていけるように色々頑張ると笑う。

 

利太は安達につきっきりで、彼女が幸せになるのを見届けるまではとりの元へは行かないと言う。

それは安達とやり直すということではなく、自分のせいで変わってしまった彼女を見ていると後味が悪いので、自分都合だけど彼女には幸せになって欲しいということだった。

利太の嘘のない馬鹿さ加減に、安達も半ば呆れながら「(自分にかまっている間に)松崎さん(はとり)が他の人と付き合っちゃってもいいの?」と聞くが、利太は譲らない。

 

弘光に会わないようにこそこそ行動するはとりだが、あっさり弘光に見つかってからかわれてしまう。

付き合う前の通り、はとりをいじる弘光だが、心の中では良い思い出をくれたはとりに対する感謝でいっぱいだった。

今まで適当に遊んできた女の子の誘いを、爽やかな笑顔できっぱり断る。

 

元カノ越えるような子

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見つけなきゃなんだ オレ

 

弘光と別れて自分探しを考えるはとり。

勉強・美容はもちろん、バイトもしてみたい。

街中を歩きながら考えるが、目に映るのは全て利太と過ごした毎日、風景だった。

利太に昔背中を押された「とことんくらいつくのが、お前なんじゃねーの」という言葉を思い出す。 

涙ぐみながら走り出すはとり。

 

 

 

見苦しい

これ以上何にくらいつくの?

利太は安達を選んだんだよ

 

何度間違えれば気がすむの

 

でも

これはあたしが走る恋物語だ!!

 

間違えても

くらいつかなきゃ終わっちゃうじゃん

 

泣きながら走るはとりは、安達と歩く利太を遠目に見つける。

その姿を見ながら、大きな声で利太に向かって告白をした。

 

利太 好き!! 

あたしは利太が好き

大好きだよぉ

 

はとりの告白を聞いて、泣きそうな顔で迷う利太の背中を押したのは安達だった。

過去の男たちのメモリーをアドレス帳から消して、利太に見せる。

ちゃんと幸せは自分の力で掴む、あなたを好きになってよかった、と告げ、笑顔でその場を去る。

 

呆然と立ちすくむ利太に、はとりは背中から抱きついて「行かないで」と叫んだ。

はとりの行動に利太も涙ぐむ。 

 

今更だけどオレバカだぞ

 

知ってる

 

お前の事さんざん傷つけて

 

うるさい

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そんな利太がヒーローなんだよ

あたしにはこの世でたった一人の

 

鼻水を垂らしながら(笑)利太を見つめるはとりを、利太は抱きしめた。

 

とんだへなちょこだな

お前のヒーローは

 

泣きながら自分を抱きしめる利太を、少し驚きながら、はとりも抱きしめ返した。

 

ヒロイン失格にはちょーどいいよ

 

無事、利太とハッピーエンドを迎えることが出来たはとり。

最後ははとりのモノローグで終了。

 

みんながみんな

それぞれの物語の主人公

 

脇役だろーが失格だろーが

当て馬だろーが悪役だろーが

もー何だってよくない?!

 

みんなみんなこの世でたった一人の

ヒロインなんだから

 

 

感想

『ヒロイン失格』の最終回、しょっぱなから弘光と利太どちらを選ぶのかネタバレになっちゃった笑

弘光ではなく、利太を選んだはとり。

結構バカで自分勝手な利太のことをヒーローにできるのも、思い込み激しくて猪突猛進なはとりをヒロインにできるのも、それぞれがお互いだったってことだね。

このまま弘光と付き合うっていう最終回があっても、定番の少女漫画っぽくなくて面白かったかも。

(そうなると、脳内ポイズンベリーっぽいな)

 

そして、途中からの安達さんの豹変っぷりがすごかった。

1巻を改めてLINEマンガで読み返して、その次に最終巻を読んだら変わりすぎててびっくりした(゚д゚)!

あの利太に対して寄り添う安達さんは何処へ…。

まぁそれだけ利太に振られたのがショックだったんだろうけど。利太、罪な男だ。

 

映画版は違う結末だったりするのかな?

再来週の公開も楽しみだねー!

 

 

 

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