【ネタバレあり】『女王の花』11巻あらすじ&感想/少女漫画

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弾丸で実家に帰ったbitchyamaです。こんばんは!

さすがに往復6時間を1日でこなすと疲れるね。

でも雨も降らず、後楽園も見られたし充実した1日だった。

 

遅ればせながら…『女王の花』の11巻を読みました。

ということで感想。ネタバレありありなのでご注意を! 

女王の花 11 (フラワーコミックス)

  • 作者: 和泉かねよし
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2015/02/26
  • メディア: コミック
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曾王と亜姫の結婚式中に、曾王子「旦」のクーデターが起こるところからはじまる。

各国の大使に承認を得ていき、亜姫も亜国の代表としての賛同を行う…が、亜姫は正当な王位継承者だと認められないと曾王は詰め寄る。

そこで薄星が玉璽(王である証)の片割れを持って参入!久々の薄星、懐かしい。

ここでの主従の再会、信頼感あっていいなー。亜姫もすごく嬉しそう。

シリアスな場面でも、会えたことで2人の世界が広がる。旦に止められるけど…。

 

一方、隠居を促す旦を尻目に、逃げようとする曾王の前に立ちはだかる、曾第一王子「光」。

断髪姿もすてき!今回表紙で登場したお兄ちゃんですね。

 

その後、光と旦との回想シーンへ。

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光って貧弱な優男風だけど、昔は文武両道眉目秀麗非の打ち所のない王子だったんだなー。その後出てくるけど、翠蝉に刺された傷が元で体が弱くなってしまったらしい。

 

光と曾王が戦っているところに爺が弓矢を放つ。

旦を脅かす存在になると思ったから致し方なしとのこと。なんという忠義!!

でもかばって翠蝉が矢に貫かれることに…。

 

『女王の花』の面白くて切ないところは、キャラがしっかり立っている登場人物が死んでしまうこと。

翠蝉は薄星と同様異国の出身で、これから一緒に戦っていく仲間として描かれてきたっぽかったけど…。

傷が深く、命がもたないと悟った翠蝉は、光に笑顔で最後の言葉を残す。

 

「待ってるからゆっくりきて」(翠蝉の台詞/11巻)

 

この後、光は、亡くなってしまった翠蝉に向かって「私がお前を不幸にした」と言う。

そこで、彼女は光と一緒に暮らせて幸せだった、と光に対して怒る薄星。

大好きな人をかばって亡くなってしまったけど、翠蝉が精一杯選んだ人生であり、不幸だったと思われたくないと、自分に重ねて思ったのかな。

薄星や翠蝉はそのくらいの覚悟で主を守っているという現れだと思う。

 

その後、曾王との戦いは続き、ここでは爺が身を挺して曾王を諭し、旦に勝利のきっかけを与える。

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旦には忠義を貫くことができた爺。これだけ仕えたいと思える人がいるって素敵。

曾王を弑した旦は新たな曾王として立つ。

 

曾王は最後に「旦」と名前で呼ぶんです。

王子一人一人など覚えていないと言い、冷酷非道な王を演じきることで、孤独と戦った曾王。

王でなければ苦しまず、疎まれず、殺されずに済んだかもしれない。

これもまた『女王の花』の描く王の姿の伏線なのかな。

 

その後、旦に似すぎている顔に自ら傷をつけて、亜姫の従者「無(ウー)」と名乗る光。

光が最後まで死ななかったことはよかった。

これから仲間としてどんな動きをしていくのか楽しみなところ。

12巻へ続く。

 

ちなみに過去の『女王の花』の記事はこちら。

<a href=”https://bitchyamadiaries.hatenablog.com/entry/2015/03/31/232000″ data-mce-href=”https://bitchyamadiaries.hatenablog.com/entry/2015/03/31/232000″>【マンガ】泣きたい時にオススメ/少女漫画「女王の花」(作者:和泉かねよしさん) – bitchyama diaries</a>bitchyamadiaries.hatenablog.com

 

 

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