もう一本書いちゃうbitchyamaです、こんばんは!
今月はあんまり本数書けてないから頑張らねば…。
須和と向き合う菜穂の心に変化が…?
前回までのネタバレはこちら。
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あらすじ
俺があげるものと翔があげるものは
同じものでも菜穂にとってはきっと違う
それなのに翔はいつも自信がなかった
告白する気も少しもないように感じた
本当に自信がなかっただけなのか
何か他に理由があったのか
今はもう聞けないけど
高校の時に翔は菜穂の頭についていた枯れ葉を恥ずかしくて取ってあげることすら出来ず、どこか乙女のように頬を染めながら須和に話していた。
その枯れ葉を須和は今大学生になって、自然に取ってあげることができるほど近くにいる。
「救ってやれよ おまえしかいないんだから」と言っていた萩田の言葉を思い出して、須和は翔の代わりにはなれなくても、翔の次は自分を選んで欲しいと感じていた。
菜穂の誕生日の3月14日に2人で会う約束を取り付けた須和は、これで最後かもしれないと思いながら待ち合わせ場所に佇んでいた。
約束通り現れた菜穂と縄手通りを歩いて、神社で縁結びの願いをかける。
そして誕生日おめでとうと菜穂に告げると、今日決めてきたサプライズプレゼントを取り出した。
生まれてきてくれて生きててくれてありがとう
俺は翔にはなれないかもしれない
どんだけ頑張ってもアイツには勝てないと思う
でも翔はもういないから
この先も翔の事で泣く事や辛い事だってあるかもしれない
けどその度に俺が菜穂を幸せにする
菜穂は俺の希望だから
10年後も20年後も50年後も菜穂に笑っててほしい
…だから俺と結婚してください
差し出した指輪を見て、菜穂は微笑みながらありがとうと告げると「でもまだ付き合ってないのに…」と突っ込んだ。
そして嬉しいけど時間が欲しいと告げた。
須和は菜穂は自分にとって大切な人だと知ってほしかっただけだと感じながらも、翔ならもっと喜ばせることができたと思うとセンスのない自分に嫌気が差した。
季節は代わり桜が芽吹く頃、須和の前にお弁当を持って現れた菜穂は返事をすると告げた。
今まで須和と共に過ごしてきた時間がすごく楽しいと感じていることを話す菜穂だったが、翔の言っていた菜穂にしてあげたいデートや行動を真似してきたのだと感じる須和は、その言葉を聞きながら険しい表情で瞳を閉じる。
しかし菜穂はそのまま続けた。
…でも一番嬉しかったのは
誕生日にプロポーズしてくれたこと
生まれてきて一番幸せだと思った
あんなに幸せな誕生日は初めてだよ
それと花火大会でしてくれた告白も嬉しかった
高校の時してくれた告白もずっと覚えてるよ
自分が大嫌いだった
でも須和は私を好きって言ってくれた
あの言葉に私は救われたから
だからあの時と変わらず好きって言ってくれてすごく嬉しかった
でも私は翔をずっと好きでいなきゃって思ってた
私は最後まで翔に何もできなかったから
だけどそうじゃないって須和がいてくれて気づいた
今大事な事を見失ったらまた後悔するから
もういない人より目の前にいる人を大切にしようって
10年後も20年後も50年後も笑っててほしい人がいる
一緒に
私はずっと一生須和を好きでいます
だからこれからもよろしくお願いします
涙を浮かべて答えた菜穂を見つめる須和に、菜穂は作ってきた卵焼きを食べさせようとあーんの仕草をする。
しかしその卵焼きは既のところで菜穂の口に持って行かれた。
微笑む菜穂を見て須和もまた涙を浮かべると、その小さな体を抱きしめた。
ダメかと思った
俺は一生翔には勝てないんだって
菜穂の喜びや幸せを作れるのは翔だけだって
それは今でも思ってる
でも俺も負けないからな
菜穂と手を繋いで丘から街を見下ろす須和に、翔が微笑みかけたような気がした。
感想
須和、おめでとう!
菜穂のことをめちゃくちゃ大切に思ってる様子が分かって泣けたよ〜!
あと、菜穂にも須和の気持ちや良さがちゃんと伝わってたんだなと思って、そこにも感動した。
2人でぜひ幸せな家庭を築いて欲しい(ToT)(すでに築いてるけど…)
次回は未来編ってことで、須和と菜穂の今後が分かるのかなー?
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