ネタバレ『黒執事137話 その執事、折衝』最新 あらすじ&感想 Gファンタジー 枢やな

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朝からマッサージ行って身体が軽くなったbitchyamaです、こんにちは!

黒執事の発売を楽しみにしてた!!

 

 

ついにセバスチャンを召喚したシエルは…?

前回までのネタバレはこちら。

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あらすじ 

※シエルの本名が明かされていないので、本物のシエルを「兄」、主人公のシエルを「シエル」と書きます。

 

私を呼ぶのは誰か?

 

大いなる犠牲を捧げ

快楽と富

厄災と悲劇を望む

 

神に唾吐く愚か者は?

 

 

 

召喚された悪魔(後のセバスチャン) は、その場にいる沢山の人間の中から召喚主がシエルであることを突き止めるとその側に寄る。

シエルは自分が呼んだのではないと否定するが、紛れもなく召喚主はシエルだった。

 

いいえ貴方です

神を否定しこの世を呪い

哀れな犠牲と引き替えに

願いを叶える権利を得た人間よ

 

犠牲という言葉を聞いて震えだすシエルの様子を見て、悪魔は答えた。

 

そう

貴方が悪魔(わたし)を召喚する為に支払った代償は兄の魂!

肉親を生贄にするとは随分と思い切った事を

この私を呼び寄せられたのも納得がいくというもの

 

歓喜するがいい!

「犠牲」

「願い」

そして「契約」によって私は貴方の下僕となる

 

愚かな願いが果たされその魂を引き取るまで

 

 

 

兄の魂を生贄にしたことを信じられないシエルだったが、もう悪魔への”渡り賃”が支払われて召喚されてしまった状況を見ては、受け止めざるを得なかった。

悪魔の高らかに笑う声が響く中で、シエルは兄を返して欲しいと願う。

 

随分と大きな声で呼ばれたものだからどんな人間かと思えば

まだ頭に卵の殻を付けた雛鳥とはね

 

貴方は私を召喚してしまった

その事実は永遠に変わらず

払われた犠牲は二度と戻らない

 

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消えろ

と望むならそれも叶えましょう

貴方は大きな犠牲を払った

 

悪魔(わたし)と契約して願いを叶えるも叶えないも

貴方の自由

渡り賃はしかと頂きましたから

 

悪魔の言葉に呆然と考え込むシエルは、絶望の中で頭を巡らせた。

 

 

 

どうしよう

僕のせいだ

 

あの時僕が選ばれていればシエルは生き残れた

僕は優しくて強くて伯爵になれるシエルじゃない

 

僕だけが帰っても誰も喜ばない

オマケの僕だけが戻ってきたらきっとがっかりする 

 

お父様はもういない

じいや

お母様

 

エリザベスはきっと悲しむ

フランシス叔母様も

アン叔母様だって

 

なんでシエルが死んで役立たずのお前だけが生き残ったんだって

セバスチャンだって僕の言うことは聞かなかった

 

どうしよう

どうしたらいい

どうすれば

 

シエル!シエル!!シエル!!!

 

 

 

その時、シエルの手をそっと握りながら、いつも通り兄が囁く声が聞こえた気がした。

 

大丈夫だよ

お前は僕が守ってあげる

 

しかしそれは幻聴で、すぐに兄の存在は消えて、目の前には剣を突き立てられて横たわる兄の亡骸があった。

そこでシエルは気付く。

 

ああ

そうか

 

もう 君はいない

僕が君の魂を犠牲に悪魔を喚んでしまったから

 

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シエルの側では、悪魔がこれからの選択を迫っていた。

 

僕たちは同じ顔をしているけど何もかもが違う

君は強くて優しくてでもすごく寂しがりやで

僕は弱くて臆病で君のオマケで

 

それでも

二度と時間が戻らないなら

もう君が戻ってこないなら

僕が

 

君と同じ顔をした僕が

君の魂と引き替えに

君が願った君になる 

 

 

 

檻の中で俯いていたシエルは顔を上げて、新たに光の灯った瞳でそのまま悪魔を見据えた。

 

欲しい…力が欲しい…

僕らをこんな目にあわせた奴らに

復讐する力が!!

 

悪魔!

お前と契約する!!

 

涙を浮かべた目を見開き、絶望の中で叫んだシエルは悪魔に手を伸ばす。

悪魔は舌なめずりをしながらその光景を見つめていた。

 

感想

セバスチャンに手を伸ばしてしまった坊っちゃん…。

もういなくなってしまったお兄ちゃんを追い求めて、自分ではなくお兄ちゃんとして生きていくことを決めたのね。

なんて切ないんだ…(`;ω;´)

 

 

 

光を失ったお兄ちゃんの瞳と、セバスチャンを見据える坊っちゃんの瞳の対比が素敵だったな。

左側の自分の瞳を契約に捧げる前の、決意が込められたいいシーンだった。

戸惑い絶望しながらも契約することを選んだ坊っちゃんの行先に、コミックスで描かれた様々な事件が起きることを思うと涙が出てくるよ。

もう一回コミックス読み返したら号泣するな、絶対。(映画でも何度も号泣したbitchyama…)

エリザベスやタナカは今の坊っちゃんがお兄ちゃんではないと気づいてるだろうけど、そのあたりの戸惑いや気持ちが描かれていくのも楽しみ。

 

なんだか最大のネタバレをここ数ヶ月本誌で見てるから、もう黒執事終わっちゃうんじゃないかと不安になる!

もちろん坊っちゃんたちをこんな目にあわせた犯人を突き止めるのが残ってるんだけど、なんだか契約時点を描かれた時点で終わりが見えたというか…。

枢先生、まだ続けて下さいお願いします!!!!!! 

 

黒執事(26) (Gファンタジーコミックス)

  • 作者: 枢やな
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2017/12/27
  • メディア: コミック
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