ネタバレ『アルスラーン戦記 46話 君臣の義』最新あらすじ&感想 別冊少年マガジン 荒川弘 田中芳樹

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今日もダラダラしまくったbitchyamaです、こんばんは!

最近天気が悪い週末はほぼお出かけもせず、食べて寝てNetflixかAmazonプライムビデオ見てる(*ノω・*)

 

動き出したガーデーヴィに…?

前回までのネタバレはこちら。

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あらすじ 

グジャラート城塞を占拠したパルス軍が囲む中、ジャスワントは広場に連れ出されて処刑されようとしていた。

命乞いをせず潔くギーヴの刃にかかろうとするジャスワントだったが、アルスラーンは既の所で待つように言う。

ギーヴは命令とあらばと剣を引きながら、「どうか後日後悔をなさらうように願います」と笑みを向けた。

そしてアルスラーンはジャスワントの縄を解くように命じると、そのままジャスワントを解放した。

 

 

 

ナルサスはアルスラーンの意思を甘いと言いながらも、責任の大きさを自覚している様子を見て一つ微笑む。

そしてもし何かが起こった場合でも、ナルサスが全力でアルスラーンと皆を護ると続けた。

ナルサスの表情を見て安心したような顔で謝辞を述べるアルスラーンは、何故ジャスワントが裏切ると気付いたのかと問いかける。

しかし裏切る確証が取れてたわけではなく、あらゆる可能性に思考を巡らせて策を練っていただけだ、とナルサスは答えた。

 

外に出たアルスラーンに、ジャスワントを解放したことに何か考えがあるのか、と質問してくるバフマン。

アルスラーンは少し目を伏せながら、ぽつりぽつりと回答し始めた。

 

アズライールが懐いていたから…

それに カーラーンのことを思い出してしまってな 

 

カーラーンが何に忠義を立てていたかはわからないが

私を「あわれな王子」と呼び

「何も悪くないが」と前置きの上で命を取りにきた

今落ち着いて思い出してみると

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そこにカーラーンの誠実さと悲しさがあった気がする

 

ジャスワントにも似たものを感じたのだ

 

その答えを聞いたバフマンは、跪きながら「戦が終わってペシャワール城塞に戻ったら知っていることを話す」と伝えた。

 

 

 

荒野を歩き続けること三日、ジャスワントはついにガーデーヴィ率いる大軍に出会うことが出来た。

しかしガーデーヴィは戻ったジャスワントを裏切り者だと罵りながら、パルス軍と共謀してグジャラート城を明け渡すことに加担したと責め立てる。

憤るガーデーヴィを宥めながらジャスワントの忠義を保証するマヘーンドラのおかげで、何とか首の皮一枚繋がったものの、完全に疑いが晴れたわけではない。

忠義を尽くしているにも関わらずひどい扱いを受けたことで、ジャスワントは切ない表情を浮かべながらも、ガーデーヴィに従う他なかった。

 

その時、ラジェンドラ軍が国都ウライユールとガーデーヴィ軍の合間に陣を構えたという知らせが入る。

もちろんパルス軍のナルサスにも一報が入り、各々味方から距離が離れすぎているので連携も出来ず、馬鹿馬鹿しい事態になったとナルサスは溜息を付いた。

しかしこれでガーデーヴィが決戦を覚悟せざるを得ない状況になったとも言えた。

 

夕焼けに染まるグジャラート城の回廊で、アルスラーンは以前ペシャワール城塞で見えたヒルメスの事を思い出していた。

そこへアルスラーンを探して現れたダリューンに、つい心の中の不安を吐露してしまう。

 

 

 

私はいったい

誰なんだろう

 

若き少年の悲痛な叫びにダリューンは表情を切なげに歪めるが、真摯に自分の気持ちを打ち明ける。

 

そのようなことはあまりお考えになりますな

ナルサスが申しておりました

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充分な知識を持たず自分一人の考えに落ち込んでも正しい答えは得られないと…

バフマン殿が全てを告白するまで

お待ちになるのがよろしいでしょう

 

そしてダリューンは手袋を脱ぎ、傷だらけの素手でアルスラーンの手を握る。

 

 

 

殿下のご正体はこのダリューンが存じております

殿下はこのダリューンにとって大事なご主君でいらっしゃいます

それではいけませんか?

 

アルスラーンは握られたダリューンの手の上に、大粒の涙を零す。

そしてアルスラーンは肩に止まるアズライールをひと撫でしながら、忠義を尽くしてくれるダリューンに向かって「ありがとう」と呟いた。

 

感想

今回はガーデーヴィとアルスラーン、対称的な君主の姿が描かれてたねー!

アルスラーン殿下の選択は優しいかもしれないけど、それを踏まえた上で守ろうとする臣下たちが頼もしい!!

あと最後のダリューンの言葉にもホロリ…。

アルスラーンのために戦ってきた傷だらけの手、説得力あるよね。

この主従にはずっとこのままでいてほしい!!

 

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