年内最終日もネタバレで締めくくっちゃうbitchyamaです、おはようございます!
今年は早朝、深夜ネタバレもがんばったなぁ…(寝坊したときも多かったけど!
十三號セクションで見つけた過去の秘密だが…?
前回までのネタバレはこちら。
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あらすじ
かつてアサイラムで秘密裏に悪魔の王”八侯王(バール)”を大量生産していたことを突き止めたライトニングと勝呂は、過去のファイルや実験体の入った容器に書かれている悪魔らの名前を辿る。
少しパニックになるライトニングが資料をめくっていると、その中にアンプロシウス(アマイモン)の実験記録があり、アマイモンの外見にそっくりな青年の写真が収められていた。
正十字騎士團が八侯王の憑依体を造っていたということなら、自分たちが所属している組織は悪の集団だということになる…。
そこでライトニングがぼそっと「爺ちゃん」と呟いたと様な気がしたが、勝呂が聞き返すとなんでもないと言う風に取り繕い更に調査を進めようと促した。
その時、憑依体が入っていた容器が内側の物体?から破られて襲われそうになる。
そこでメフィストの声が響いて、ひどく汚れた姿になっている2人を風呂場へと呼び戻した。
調査中に呼ばれたことで珍しく冷静さを欠いて怒るライトニングだったが、”鍵”の開け方は教えたのだから今後は自由に調査すればいいとメフィストは言い、何故あの場所をライトニングらに見せたのかを話し始めた。
虚無界の勢力図はシンプルで、「人間を敵視するルシフェル派閥」と「人間に協力する騎士團派閥」が長らく対立している。
太古の昔、八侯王たちは概念的存在として人間とも一定の距離を保っていたが、人間の文明の発達とともに”輪郭”のようなものがハッキリしてきてついには受肉(肉体を持つ)する者まで出てきた。
受肉は”自我”や”五感”を芽生えさせて、一度体験してしまうと肉体なしではいられなくなるという。
しかし肉体は永遠ではなく、魔力によって肉体再生能力は高いものの、高位の王ほど劣化が早かった。
さらに八侯王は死ねず、肉体が朽ちた後も概念として存在し続けるのは、自我が芽生えた彼らにとっては酷なことだった。
最初に狂い始めたのは長兄にルシフェルで、10年ほどで肉体が朽ちてしまうストレスに耐えきれず、捌け口として人間たちを攻撃し、戦争や水害、伝染病などが蔓延する時代が長く続いた。
このままでは人間が滅びてしまうと考えたメフィストらの派閥は、人間に悪魔と戦う知恵を授け、これが「正十字騎士團」のはじまりとなったと続けた。
しかしルシフェルの怒りはそれでは収まらず、その時肉体の見付かっていなかったアマイモンにも同意を求めながら、全てを道連れにして自死することを宣言する。
その考えを制するためにメフィストは”生物クロン”の話を提案して、アサイラムを隠れ蓑に十三號セクションを設立、クローン研究を始めたのだ。
しかしクローンは完全な複製品ではないため、いくら優秀な肉体でも憑依体にはなりえず、さらにルシフェルを宥める手段として高位の王のクローンでの”不老不死薬(エリクサー)”研究を開始した。
つまりは不老不死の強化人間を造り出そうということだった。
エリクサーの実験は鬼畜を極め、奇跡的にアマイモンの憑依体が生まれもしたが、ルシフェルの憑依体は出来ないままだった。
研究が日常化していた中、当時で最強の強化人間が生まれ、そこに憑依する存在が現れることになる。
それは虚無界そのもの、八侯王を生み出した巨大概念”サタン”で、奥村兄弟の父親となる存在だった。
そしてそれに自我が芽生えたことで、青い夜は起こってしまったとメフィストは締めくくった。
勝呂は脳裏に燐と雪男の姿を浮かべながら、その運命の苛烈さを改めて知るのだった。
感想
青エク一気にネタバレ感あるけど、めちゃくちゃおもしろかったーーーーーーーー!
ひどい実験してたことには代わりはないけど、人間世界を護るために始めたことだったとは…。
次回この話を聞いてライトニングたちはどう動くのかな?
早く続きが読みたい!!
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