寒くてツラミなbitchyamaです、おはようございます!
でも年末まで頑張るぞー!
獅郎がついに…?
前回までのネタバレはこちら。
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あらすじ
パラディンの炎剣(ティソーナ)を持ってしても、悪魔(サタン)の仔である燐の心臓は破壊できない。
かといってメフィストが封じようとしても、恐らく今以上の災厄が引き起こされてしまう。
そこで持ち出されたのが「降魔剣」だった。
この剣は150年ほど前にメフィストが作り、年若い僧侶に与えたものだった。
信憑性は定かではないが、獅郎はとりあえず今自分でやれることをやるだけだと言う。
仲間に最上級の防御装を張ってもらい、燐の方へと向かう獅郎。
ユリは、ただ自分を守っているだけの燐に立ち向かわず、自分たちだけ残して逃げてほしいと懇願する。
しかし獅郎はその願いを「やだね」と一蹴して、降魔剣を抜いた。
銃で燐を追い詰めたところで、仲間たちが呪文を唱えて”大水精の水牢(オケアニデス・カルセル)”で閉じ込める。
水の中に漂う燐の心臓に向かって、獅郎は降魔剣を突き立てた。
しかし、飛び出した心臓は破壊されることなく、形を変えながらみるみるうちに剣に吸収されていく。
そこでメフィストは、この剣が一種の”異次元ドア”となっていて、魔を虚無界に封じることが出来る代物なのだと種明かしした。
心臓を封じたことで、燐の身体と悪魔の本性は切り離されたのだ。
しかし、燐が人間であり、悪魔であることは変わりない。
赤ん坊の内にたとえ始末したところで、動力源である心臓が破壊できない限りは蘇り続ける。
肉体を破壊し続けることはできるかもしれないが、永遠に壊され続ける人間がどんな人格に育つか。
それは、第二のサタンやルシフェルを生み出すことにほかならない。
そうならないためには、少しでも母親であるユリの腕の中に戻すのが現状の最適解だと続けた。
燐を腕に抱いたユリは、メフィストに感謝を述べて涙を流した。
しかし、それだけでは終わらない。
突然パラディンの身体から青い炎が吹き出し、彷徨っていたサタンの魂が宿る。
サタンは未だに執着しているユリと獅郎を見つけると、狂気じみた高笑いを上げた。
ユリは自身の腕の中に残る2人の赤子を見せて、サタンが父になったことを伝えるが、理性を失ったサタンには何の効果もない。
ユリを得るために、継は獅郎の身体を乗っ取ろうと向かっていく。
サタンと接触した獅郎は、そこで彼の昔の記憶を脳内に感じる。
それは、ユリが昔一緒に暮らしていた元祓魔師のホームレスである、オクちゃん(奥村)やニコちゃん、オババたちが亡くなった日の記憶だった。
ユリを得るために彼らに強制憑依を試みたサタンだったが、乗り移ったところで奥村に首を掻っ切られ(つまり、奥村は自害した)て、そのまま暫く現世に戻ってこられなかった。
ユリたちの住処が全焼した背景にも、サタンに繋がる理由があったのだ。
サタンはずっと獅郎になりたいと願っていた。
ユリが愛した獅郎が羨ましく、そして妬ましい。
愛するユリを掠め取られたことに恨み節を言うサタンに、獅郎は「それはテメーだろ」と返す。
ここで、サタンは獅郎と自分自身の共通点を浮き彫りにして、獅郎の精神揺らいだ隙に身体を乗っ取った。
しかし獅郎は、サタンに屈しない。
サタンと同じになるくらいなら、死んだほうがマシだ。
そう言いながら、かつての奥村と同じように自分の首を掻っ切った。
感想
ふぁーーーーーーーーーーもうすごい展開だったーーーーーーーーー。
取り急ぎ辛い。
でも燐がちゃんと正常な赤子?に戻ってよかった。
ほんと…産まれたばかりの赤子を手荒く扱わなかった唯一の存在・メフィストの株がぎゅんぎゅんに上がる回だった。
そして、オクちゃんたちの死の真相には理由があったのね。
サタンとユリのラブラブな感じも幸せだったのになぁと思ってたけど、今回で打ち砕かれた。
やっぱり悪魔の本性は怖みなのだな…。過去のことだけど…。
次回は獅郎がどうなるのか気になるーーーー。
その他青の祓魔師の記事はこちら。
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