もう一本書いちゃったbitchyamaです、おはようございます!
朝の時間効率良く使うのもいいものだ…。
ついに目覚めたサタン…?
前回までのネタバレはこちら。
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あらすじ
自分をサタンであることに気付き、部屋を訪れたユリに力を誇示しようとする燐火(サタン)。
それは全て、獅郎より自分が優れていることを認めて喜んでほしい、という気持ちの表れだったが、ユリにはただ目的もなく人に危害を加えたことしか伝わらなかった。
人間の善悪の基準や感傷に興味のないサタンは、人間だって生き物を屠殺していると返すが、それは「全て生きる目的だからだ」と泣きながらユリは言う。
サタンだって生きたいはずなのに、この感覚が判らないのか?と問いかけるも、その声はすでに耳障りなものになっていた。
サタンは怒りを顕にして建物を一瞬で破壊すると、その場から立ち去ってどこかへと消えた。
宙に浮かぶ”同胞”の怪しい気配を纏いながら…。
あの燐火がサタンであった事実に気づいた十三號セクションは、俄に騒ぎ始める。
そして、それをルシフェル自身もしっくりくると受け止めた。
しかしサタンなのであれば、憑依体が長く持つことはないと言う。
ルシフェルの予想通り、サタンの憑依体は朽ち果てずしばらく悪魔たちと過ごすこととなるのだった。
経緯を目の当たりにした燐に、メフィストは想像通りだったか、と問いかける。
想像とは違った。
でも、それが良い意味なのか悪い意味なのかは分からない。
サタンを捕まえたほうが良いとは感じるが、過去に手出しをすることはできず、メフィストに連れられて先の未来へと進むしかないのだった。
半年後。
青森でシュラと出会った獅郎(この時にはすでに藤本神父になっている)は連れ帰るも、アサイラムにしか収容できないということと、それが嫌ならば自身で里親としてひきとるようにメフィストから言われてしまう。
ユリに世話を頼むが、誰かに頼ってもいいから獅郎自身で引き取ったほうが良いと断られてしまった。
しかしシュラを引き取れないのには、他の理由もあった。
それは、ユリがサタンを待っているからだった。
だからこそ、シュラを引き取って巻き込むことはできない。
身体が朽ち始めたら必ずセクションに戻ってくるサタンを待って、戻ってきたら今度こそ救ってみせるとユリは迷いない瞳で告げた。
小隊を率いて活躍する獅郎を見ながら、今でもユリは彼のことが好きなのだと同僚に打ち明ける。(聞かれたから…)
怖くて冷たくて乱暴でどうしようもないけど
中心はあったかいのが透けて見えて
もどかしくてほっとけなくて
私ずっと
獅郎のあったかいところに触りたくて手を伸ばしてる
かなり鬱陶しいよね…!!
でも好き
ずっと好き
ユリの淡い恋心と比例するようにして、セクションの闇は深くなっていく。
朽ちていくルシフェルの身体。
兄たちから手酷い扱いを受ける藤堂三郎太。
そして、妻を伴ってセクションで働きにきたネイガウス博士…。
その時間の流れが進むに連れて、予想通りサタンの身体は崩れ始めてきた。
研究員やシュミハザは徐々に避難を開始する。
ルシフェルを護衛するためには、エレミヤというヒルキヤ(シュミハザの護衛)の甥が残される。
大量の悪魔を引き連れてセクションを訪れたサタンは、今すぐこの身体を取り替えるようエミネクスに詰め寄る。
エリクサーを投与することはできるが、肉体の劣化を止めることはできない。
その時、痛みに耐える意識の中でユリを思い起こす。
そしてここに連れてこいと叫ぶように命令した。
感想
サタンの感情がユリに向いているのに、どうにもすれ違うと言うかうまくいかない2人が切ない…。
そしてまだ獅郎のこと好きだったんだね!
こちらもお互い進めばまた違うのだろうけど、ユリにはサタンを救いたい目的があるし、獅郎はそこに何も言えないし意地っ張りだしでなかなか上手くいかないよねぇ…(`;ω;´)
そろそろ決着と言うか、過去編も終わりに近づいてきた感あるな。
次回こそつらそうな展開っぽいなあ…。
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