【ネタバレあり】『東京タラレバ娘2巻』あらすじ&感想/少女漫画/アラサー

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Zenfone2届いたbitchyamaです、こんばんは!

使いこなせてないよまだ…。

 

タラレバ娘2巻発売されたよー!

ってことで感想。

 

東京タラレバ娘2巻/作者:東村アキコ/463円

東京タラレバ娘(2) (KC KISS)

  • 作者: 東村アキコ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/05/13
  • メディア: コミック
  • この商品を含むブログを見る
 

 

bitchyamaの読んでみた感想こちら。

「東京タラレバ娘」(作者:東村アキコさん)に思う、現代のアラサー女子/少女漫画/2巻発売【5/13】 – ヤマナードyamanerd.com

  

 

※以下、2巻のあらすじ&感想です。ネタバレしかないのでご注意ください!

 

倫子とKEYがヤッちゃったところからはじまる2巻。

朝起きたらKEYはいなくなってる。

昨晩の出来事は夢なのか?夢じゃない!!と帰りの車中で絶叫する倫子。

 

その後早速、香と小雪と3人で「酒処呑んべえ」に集合(第四出動)する。

2人からの「付き合うの?」の質問に、「えっ付き合えるの?」で返す倫子。

連絡先もしらない。本名も知らない。

女子会ばっかりしてたから、恋愛での次の一手がわからない。

セックスしたら付き合うことになった昔とは違う。

 

 

 

ここでのシーンもコミカルに描いてるけど、内容としては相当辛い。

若くも美人でもない、仕事も下り坂のタラレバ女をなぜKEYは抱いたのか?

一瞬本当の愛があるから?と勘違いしそうになる倫子に、タラレバが「魔が差しただけ」と突っ込む。

心のなかの葛藤だよね…。あるある。

 

シーンは変わって意味あり気に、青山墓地でお墓参りをしているKEY。

その後、閉店した呑んべえに来る。

大将は気をつかって言わなかったけど、常連(山ちゃん)さんがKEYに対して倫子をもてあそぶなと怒る。

大将に倫子のいる場所がカラオケだと聞いて、店舗に行き倫子と遭遇する。

一応、朝突然帰ってごめんと謝る。でも、次のシーンで、

 

「ヤったことべらべら喋るんじゃねーよ、だからあんたたちはだめなんだ」

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とキツく怒るKEY。

何も言い返せず呆然とする倫子。

 

次の話は香のエピソード。

回転寿司を食べてる香の頭の中で、10年前に付き合ってたバンドマンの涼が思い起こされる。

何年たっても売れなかったバンドマンの涼に、つい勢いで他の男性も見たくなり、偶然出会った医者と浮気する香。

結局、涼に携帯を見られて浮気がバレて別れることに。

 

一方倫子のオフィス。

干された仕事の話から、主題歌を歌うバンド「BUMKEYS」のライブに行くことになる。

香と小雪も一緒にライブに出かける。

ステージには、以前別れた香の元カレが立っていた。

 

ライブ終了後に楽屋に行く一行。早坂さんが関係者だから入れるんだね。

そこには涼がいた。そしてKEYもいた。

香に気付き、「愛してる、香」と抱きつく涼。

そんなシンデレラ・ストーリーが!と思った矢先に、打ち上げの誘いにきたモデルが登場。

涼の彼女(KEYの友だち)と紹介される。

ここで香にもタラレバが見えるようになる。

 

次は小雪の話。

大将が人間ドックでお店に立てないので、代わりにきりもりする小雪。

いつもの2人(前回までの話でダメージ受け中)に店番をお願いし、買い出しに行く途中に花屋で花を買うKEYを見かける。

例の墓地に向かうところだったようで、小雪は声をかかけずに店に戻る。

 

店に戻ったら香と倫子がいない。

Gが出たということで、通りの男性をつかまえて戻ってくる2人。

その男性が小雪の超絶タイプだった。ご飯の食べ方とか笑顔とかにキュンキュン(表情に出さないけど)する小雪。

で、次の日来店した男性に誘われ、2人で飲みに行くことに。

ココらへんで結構嫌な予感がするところが、タラレバ娘の怖いところ…。

飲みに行っていい感じになるものの、結婚していることを打ち明ける男性。

 

それでもいいですか?っていうところが、ほんとにズルイ。

アラサーでここまできて、ダメなのはわかってるけど、若い子みたいに取り乱したり、誤魔化して引き下がることができない。

 

結局ヤっちゃう小雪。まぁそうだよね。

シーンが変わってカフェに第四出動中、小雪の話を聞いている中で、香も涼とヤったと話す。彼女がNYに行ってる最中に…。

みんなそれぞれヤった男に思いを馳せる。

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その後ろでサプライズ婚約パーティー中の若い女子(28)たち。これは辛い(笑

 

色々ありすぎてストレスMAXのアラサー女子たち、それぞれの恋愛事情に対して路上でdisり合いになる。

小雪の言った「使い捨てワンデーアキュビュー女」が的確すぎて刺さる(笑

 

今回一番印象に残った台詞。 

大体セックスなんていくらやったってねぇ

何の拘束力もないしっ何の約束にもなんないしっ

やったらもっと苦しくなるだけのことでしょ

もっとむなしくなるだけのことよ!(倫子の台詞/2巻)

 

愛を感じたいと思いながら、与えてもらっているのは愛ではなく、ただリングでサンドバックのように殴られているだけ。

大切にされているわけでもなんでもないという、みんなが目をつむりたくなるような台詞が続く。

 

そこであらわれるKEY。どうでもいいけど、マンガだけど遭遇率高すぎだな。

ヤンヤン言ってたら、持っていた花をもらう倫子。

その花が何か気になった香が、涼(また会ってる)に、KEYのことや花の意味を質問する。

死んだ昔の恋人(噂)への献花じゃないか、と言う涼。

 

もしこうだったら、もしこうなれば、3人はそれぞれの抜けられない関係にはまって、突破口が見つからない。

それでも、女でいることをやめられない、とモノローグが流れて2巻終了。

 

いやー、内容としてはめちゃくちゃ重かった…。

そして抜け出せないような恋愛にはまっていく3人。

1巻の軽くて痛い感じと違って、より心に刺さるような内容になってきた。

元カレとヤっちゃうとか、不倫とか、一部の20代後半の女子が結婚前の予防接種的に経験している(いや、経験しなくていいんだけども)恋愛にはまっていく。

人の生き方はそれぞれだけど、30代以降で遊ぶのって相当覚悟いるし、面倒なことになる確率が多いと思う。

テンプレのような展開だからこそ、みんなどこか心の片隅でドキッとしちゃうんじゃないかな。

 

読み応えありすぎでした。お腹いっぱい。

3巻も楽しみ!

 

東村アキコ (@higashimura_a) | Twittertwitter.com

 

 

 

 

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