【ネタバレあり】最終回『昭和元禄落語心中 最終話』あらすじ&感想 ITAN 雲田はるこ

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今日ももう一本書いちゃうbitchyamaです、こんばんは!

落語心中終わっちゃったんや…寂しい。

 

 

6/7発売のITANで『昭和元禄落語心中』最終回を読んだよ! 

ITAN 32号 (KCデラックス BE LOVE)

  • 作者: 雲田はるこ,田中相,ヤマザキコレ,元田可奈子,釣巻和,びっけ,阿仁谷ユイジ,群青,秋月壱葉,タカハシマコ,織田涼,ITAN編集部
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/06/07
  • メディア: コミック
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あらすじ

スカイツリーを背にしながらスマホを片手に弄る信乃助は、急に妹の小雪に声をかけられて驚いた。

二ツ目として活躍しているものの、明日のこけら落としの根多『初天神』をおさらいするために、プレイリストに潤沢に入った尊敬する八雲の落語を聞いていたのだ。

 

愛しい妹から嫌な一報を聞きつけて家に帰った信乃助を待っていたのは、レコード会社の方の来訪に間に合わず怒り狂う母・小夏だった。

小夏は史上初の女性落語家として活躍しており、その新作を期待している樋口と共に居間で談笑していた。

小言を言われながら退席した信乃助を見送り、DVD10枚組にも渡る「八雲全集」を仕上げた話をする樋口は、最後の仕上げとして小夏や信乃助の出生について質問をする。

樋口は自分と小夏に血の繋がりがある(みよ吉が樋口の父のお妾もしていたのでは?)と考えていた。

そして信乃助に至っては、長年共に暮らしていた八雲が本当の父親ではないか(八雲の血と助六の血を引いている)と推測していたが、小夏は不敵に微笑んで口を割らないと告げた。

ただ、八雲に対する憎しみや嫉妬や羨望は、全て恋心というものだったのかもしれないと軽やかに言い、与太郎の信乃助への溺愛ぶりも含んで話を終いにした。

 

 

 

九代目有楽亭八雲を受け継いだ与太郎は、祝いの場に駆けつけた松田を見つけて駆け寄り、今の自分があるのは松田のおかげだと御礼を言う。

そして楽屋で緊張する信乃助の元へ行き、待ちに待ったハレの日にお客様の顔を見渡すこと、そして求められていることを考えなさいとアドバイスする。

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そして表情が和らいだ信乃助に対して、与太郎は以前受け継いだ助六の扇子を渡した。

 

高座に上がる与太郎と信乃助。

まず開口一番で信乃助が噺終わった後に、与太郎は先代八雲への手向けとして『死神』を噺始める。

蝋燭の灯火が消える場面の最中に、八雲が助六を見ていたのと同様、与太郎の目にも八雲が見えるようになる。

 

お前さんにも見えるようになっちまったのかエ…

…あわれだね

 

 

 

ごくりと固唾を呑む与太郎の前で、八雲は蝋燭が消えると呟く。

しかし演目後に頭を上げた与太郎の前には客席が広がるばかりで、八雲の姿は跡形もなく消えていた。

夢か、と感じた与太郎は少しホッとする。

 

桜の樹の下で語り合う与太郎と松田、そして樋口は、様々な思いを胸に抱いていた。

ついに落語心中は出来なかった八雲だが、一人で八雲を滅ぼそうとしていた縁を不思議な未練で残した与太郎が継ぎ、連綿と思いが続いてく。

しかし与太郎は迷う様子一つなく、夜桜を背にして快活に樋口に答えてみせた。

 

オイラ落語が無くなるなんざ

いっぺんも考えたことねえんだ

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だってよォ…

こんないいモンが無くなる訳ねぇべ

 

感想

落語心中終わったねー!

そして信乃助、まさかの八雲と小夏の子供だったのか…最後まで騙された。

通りで信乃助イケメンだわ。

 

 

 

そして最後までヨタちゃんは明るくて最高だった!

八雲就任おめでとう!

死神の時に先代八雲が見えちゃうっていう受け継ぎがあるけど…これからどうなってくか不安だけど、ヨタちゃんなら大丈夫な気がする。

めちゃくちゃおもしろかったし終わったの寂しいよーー。

アニメ2期も楽しみです!

 

その他昭和元禄落語心中の記事はこちら。

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