GW特になにもないけど嬉しいbitchyamaです、おはようございます!
休みなだけで嬉しい…一部作業するけど…。
グレンの攻撃を受けたミカエラは…?
前回までのネタバレはこちら。
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あらすじ
優一郎を助けるために、シノアは自身の鎌を取り出す。
そこには、真祖ではないいつもどおりの四鎌童子の姿があった。
シノアは君月に対してそのまま車を走らせるように支持を出しながら、四鎌童子にビルの壁を掴ませる。
そしてスピードを殺さずにカーブを曲がり、いち早く優一郎の元へ辿り着きたい気持ちを胸に前を向いた。
苦しむミカエラを抱きしめながら、優一郎は涙を流していた。
誰でもいいからミカエラを助けてほしいと、悲痛な叫び声を上げる。
しかしそれも虚しく、召されるかのようにして、ミカエラの身体は宙に高く浮いていく。
最期の時が近付いていた。
精神世界で阿朱羅丸と会話をし始める優一郎。
ミカエラはもう助からないと言う阿朱羅丸に、優一郎は強い否定の言葉を投げかけるが、心の中ではもうどうしようもないことはわかっていた。
阿朱羅丸は、優一郎に「どうしてほしい?」と問いかける。
その欲望を叶えるために、鬼がいるのだと。
優一郎は、涙を流しながら心の内を語る。
(優一郎の台詞)
もう独りになりたくない
も もうこんな辛い思いしたくない
もうこれ以上は頑張れない
消えたいんだ
もう消えたい
こんな誰も救えない醜い化け物は……
生きる価値がないって父さんも母さんも言ってたんだ
だから…
だから!!
その結論は「しにたい」という意思だった。
阿朱羅丸には、優一郎の心の底にいつも暗い気持ちが横たわっていることに気付いていた。
(阿朱羅丸の台詞)
自分は誰にも求められずに生まれた化け物で
親にも悪魔と言われた
だから生きる意味が見当たらない
空元気で笑ってみるけれど
誰かが好きと言ってくれないと存在する理由が見当たらない
でもその誰かがしぬ
もう生きられない
まあ好都合だけどね
君の心はしんで
僕は君を乗っ取れる
言い当てられた優一郎は少し微笑むと、小さく自分の弱さを侘びた。
しかし、かつて人間だった阿朱羅丸にも、その辛い気持ちはわかる。
強い人間などいないし、強くいる必要もない。
辛いなら逃げても良いのだと、阿朱羅丸は言った。
ただし、命を断つかどうかは個人の自由なので、それがいいかどうかはわからないと付け加える。
阿朱羅丸の言葉を聞いた優一郎は、自分の命を奪ってほしいと懇願した。
剣を取り出した阿朱羅丸は行動に移そうとするが、一瞬立ち止まり、最後にミカエラが言っていたことを思い出したほうが良いと思う、と助言する。
ミカエラが最後に言った言葉は「大丈夫 優ちゃんは僕が守るから」。
優一郎は、ミカエラに愛されていたし、生かされたのだ。
優一郎に生きる意味を残したミカエラに対し、優一郎自身はあっさり生きることを放棄するのだなと、阿朱羅丸は少しだけ笑う。
その言葉に、再び優一郎は涙を流した。
生きることは辛いが、それでもなんとか生きるための理由を見つけるために、人間には『欲望』がある。
優一郎は、これからも生きる理由を与えてくれたミカエラの死を見て、またこれから歩んでいかなくてはならない。
空っぽの死にたがりの悪魔は、その瞳を大きく開いて現実を受け入れなくてはならないのだ。
天に召されるミカエラは、最後に少しだけ瞳を開けて優一郎を心配する言葉を呟く。
独りにしないでほしいと泣き叫ぶ優一郎。
しかし、ミカエラには終わりの時が近付いていた。
(ミカエラの台詞)
大丈夫だ
きっと大丈夫
優ちゃんは
優ちゃん だいすきだよ
その言葉を残して、ミカエラは空中で爆発した。
感想
うおーーーーーん、ミカーーーーーーーーーーーーーー!(´;ω;`)
最後までめっちゃ優ちゃんのこと心配するやん。
めちゃめちゃ好きやん……。
自分のことは二の次三の次なミカちゃんが尊すぎて泣ける。
ここから優一郎がグレンを敵視するようになるのかなぁ。
そして前回最後に来ていたクルルちゃんはいずこへ????
次回の展開も楽しみ!
その他終わりのセラフの記事はこちら。
https://yamanerd.com/archive/category/%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%95