ネタバレ『黒執事153話 その執事、会同』最新 あらすじ&感想 Gファンタジー 枢やな

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そろそろ本格的に引っ越しが加速してきたbitchyamaです、こんばんは!

新しい環境になるし、そわそわする〜〜!

 

新しいお屋敷で働くことになったメイリンとランマオは…?

前回までのネタバレはこちら。

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青の教団編まとめ 

対象話数

109話〜現在まで連載中

 

 

 

冒頭の導入

ある日、エリザベスの兄エドワードの元に、かつてウェストン寄宿学校を放校処分となった前プリーフェクトの”ハーマン・グリーンヒル”が訪ねてきた。(寄宿学校編に登場)

グリーンヒルから「スフィア・ミュージックホール」で行われるという集会に是非にと誘われ、その押しの強さに根負けしたエドワードは仕方なく出向くことにした。

ミュージックホールで行われていた集会は、エドワードが今までに経験してきたいずれのパーティーとも異なって、貴賎の隔たりなく、会話や食事の楽しめる空間がそこには用意されていた。
前P4の先輩たちは、子どもたちと遊んだり勉強を教えたり絵を描いたりと、その集会の中で気ままに活き活きと過ごしていた。
その中でひときわ注目を集めていたのは、”ブラバッド”という占い師だった。

帰宅したエドワードを待っていた妹・エリザベスに、集会が楽しかったことを話すと、エリザベスは興味津々で、次回は自分も行きたいと伝えた。

後日、女王からシエル宛に手紙が届いた。
それは例のミュージックホールの集会についての要件であった。
気になって女王から調査をかけたものの、異状報告は得られなかった。
しかし、派遣した調査員たちは、その後集会に足繁く通っているという。
一体あのミュージックホールで何が起こっているのか、よからぬ企みでもあるのでは、という内容の手紙であった。

手紙を読み終えたシエルの元へ、エドワードが珍しく事前に手紙も寄越さず血相を変えてやってきた。
何かあったのかとエドワードに問いかけると、その口から出てきたのは「エリザベスが家出した」という衝撃の事実だった…。

 

 

 

スフィア・ミュージックホールで行われていたこと

  • スフィアミュージックホールは、輸血の研究のために運営されていた。
  • 血液を垂らした薬液の反応を見て、ポラリス、ベガ、カノープス、シリウスの4種に分けて判別し、相互に拒絶反応を回避する技術を確立させていた。
  • 研究所内にあった血液はポラリス44%、ベガ44%、カノープス10%、シリウス2%。これは血液型を表しており、シリウスはAB型。
  • この血液は全て、スフィア・ミュージックホールの教祖「蒼き星・シリウス」のために集められていたものだった。
  • そのシリウスの正体は、シエルの双子の兄である本物の”シエル・ファントムハイヴ伯爵”。
  • 兄は、アンダーテイカーによって生き返らされた死人である。

 

エリザベスがいなくなった理由

シエルの兄(エリザベスの本来の婚約者)が戻ってきたため。

 

兄の死因とセバスチャンの登場

かつて、悪魔信仰をしている教団に襲撃されたシエルと兄は、そこで”生贄の儀式”に捧げられる供物となった。

祭壇に乗せられた兄の腹には剣が突き立てられ、これが原因で兄は死亡した。

そして、兄を”渡り賃”として、シエルはセバスチャンを召喚した。 

 

 

 

あらすじ 

※シエルの本名が明かされていないので、本物のシエルを「兄」、主人公のシエルを「シエル」と書きます。

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新しいお屋敷で働き始めたメイリンとランマオ。

相変わらずのメイリンのおっちょこちょいぶりは、指導係の先輩メイドを驚かせるところである。

そんな中、高級品のメガネをかけているのが話題にのぼり、メイリンは前の主人(という設定のシエル)が買ってくれたのだとはにかむ。

話題自体はあまり弾まずに終わりを迎えたが、メイリンの瞳はこの屋敷を探るためにきらりと光っていた。

 

シエルがセバスチャンとラウに指示したのは、裏社会の人身売買や行方不明者などの“多数の人間を扱う”事件と、表社会の新しい施設や流行など“多数の人間が集まる”ニュースだった。

兄の目的が血を集めることなら、警察沙汰になるのは得策ではない。

現にスフィア・ミュージックホールがそうだったように、なるべく死者を出さずに血液を集めるための組織を構築しているはずだと踏んだのだ。

 

 

 

幅広く情報を集めたため、コッツウォルズのチーズ転がし祭りや、レスターシャーのビア樽蹴りなど関係がないけれど面白い内容もあれば、関連性が薄そうな女性の行方不明事件などの報告を聞きながら、シエルはある可能性にたどり着く。

それは、アンダーテイカーが裏で操っていた組織「暁(アウローラ)学会」の存在だった。

カンパニア号の事件以後、カルスタイン病院は解体され、その後学会の動きに目立ったものもないが、全員があの時に乗船していたわけではない。

他にも会員は多く存在していたはずだ。

あの事件の後も、アンダーテイカーと繋がりを持つ会員が組織の名前や形を変えて活動している可能性は十分にあった。

そして学会関係者が関与している情報を整理すると、以下の4つの可能性が浮上した。

 

①ノーズヨークシャーのヒースフィールド男爵邸
新聞に厚待遇な雇用条件でメイド求人広告が掲載され、使用人紹介所を介して雇用されたメイドの数は100名を超える。

にもかかわらず、未だに募集記事を出し続けている。

カルスタイン病院の元ナースが数名、メイドとして勤務。

 

②ノーフォークの新設児童養護院

英国各地から未成年の孤児を集め、独自メソッドによる高度な教育を受けさせている。

アウローラ学会に所属していた貴族から、多大な寄付を確認。

 

 

 

③ウィルトシャーの退役軍人療養所

「奇跡の癒しの手」と呼ばれる看護婦がおり、植民地紛争で身も心も傷つき再起不能とされた兵士たちを数多く社会復帰に導いている。

アウローラ学会に所属していた医師が多数勤務。

 

④ブライトンの新リゾートホテル

リーズナブルな宿泊費に対し、ホスピタリティが素晴らしく、バカンス期間終了後も滞在を延長する客が多数いる。

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中には、自宅を引き払うものまでいるのだとか。 

アウローラ学会に所属していた貴族が支配人を務める。

 

見事に英国の東西南北に散らばった怪しげな情報に、ますます疑いが深くなる。

そして、この一つずつを調査するために動いたとしても、兄に知られればいたちごっこになる可能性が懸念された。

そこでシエルは、同時に複数箇所を叩くことを決意する。

使用人たちに2人1組になってもらって、それぞれの場所を調べてもらうことにしたのだ。

 

 

 

  • ノーズヨークシャーのヒースフィールド男爵邸:メイリンとランマオ
  • ノーフォークの新設児童養護院:フィニとスネーク
  • ウィルトシャーの退役軍人療養所:バルドとラウ
  • ブライトンの新リゾートホテル:シエルとセバスチャン

 

それぞれの担当を決めて、血液採取の事実を探る。

もしそこで事実を確認すれば、その時点から徹底的に組織を壊滅させるように働きかけるのだ。

そしてそれぞれが動き始めた。

 

感想

おおーーーーそれぞれの調査に乗り出すために、メイリンとランマオはじめ動いてたんだね!納得!

そして久しぶりのアウローラ学会。

もはや懐かしみすら感じる…笑

ここでアンダーテイカーの諸々が繋がるのかぁと、伏線回収が素晴らしくて感動しちゃいました。

 

それぞれ2人1組になってるのも、なかなか異色の取り合わせで感慨深い。

ラウとバルドとか大丈夫なのか??笑

一番安定感あるのが坊っちゃんとセバスチャンの組かなぁ。

ホテルの調査姿(従業員に扮するんだよね、きっと)がどんな風になるのか、めちゃくちゃ楽しみ。

あと地味に、最後の「イエス・マイロード」をランマオも言ってる風で可愛かった♡

 

 

 

次回も目が離せないな〜!

一ヶ月待ち遠しいよう。

 

 

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