ネタバレ『青の祓魔師 96話 雪の果て(5)』最新あらすじ&感想 青のエクソシスト 青エク ジャンプスクエア 加藤和恵

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めっきり寒くなって憂鬱なbitchyamaです、こんばんは!

これからもっと寒くなるなんて…鬱(゚д゚)

 

雪男救出に向かった燐だが…?

前回までのネタバレはこちら。

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あらすじ 

爆発音に紛れて雪男が閉じ込められている場所に辿り着いた燐は、扉を破壊してその場から連れ出した。

その爆発音を立てた主はメフィストに指示されたアマイモンで、カンペを左手に”この地の王が物質界(アッシャー)に混沌をもたらしてくれる”と棒読みして笑う。

首尾よく?事は進み、アマイモンは自分の役割を終えると、雪男と燐に興味があると言い姿を消した。

 

 

 

志摩はその光景を隠れて伺いながら、あるところへ電話をかけていた。

電話の先にいる誰かに「思ってたより早くイケそうです」と軽く言うが、電話を切ってから静かに呟いた。

 

子猫さん

今度こそ本当にお別れやね

 

雪の降る中、外へ雪男を連れ出した燐は、とにかく脱出を急ごうと言う。

しかしその背後で雪男は動きを止めた。

どうしたのかと様子を伺う燐に、雪男は自嘲気味に話し始めた。

 

兄さんの事だから

遅かれ早かれ助けに来ると思ってたけど

まさかこんなに早いなんて…

 

…何でいつも助けに来るんだ

生まれもほとんど同じなのに…

どうしてこんなにも違うんだ

 

燐は何を言われているのか理解できず雪男を急かすが、その頭上から光が降りてきた。

その光はヘリコプターのもので、中から志摩が夜魔徳が宿った錫杖を背負って登場する。

そして雪男に「イルミナティに歓迎する」と笑顔で伝えた。

 

 

 

志摩の行動を見ていた勝呂や子猫丸、しえみ、出雲は驚きを隠せないものの、雪男が行くわけ無いと口々に言い放つ。

しかし雪男は燐に背を向けると、志摩の方へと向かっていった。

雪男はなおも引き留めようとする燐に言葉を発する。

 

兄さん

最後に教えてあげる

正十字騎士團がイルミナティと何も変わらないってことをね

 

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騎士團…メフィストは悪魔の器を造る為に

大勢の人命を実験に使ってたんだ 

それどころかイルミナティを生み出したのは騎士團だった

 

しかも神父(とう)さんはその実験で生まれた実験体で

祓魔師として養成された人間だったんだ

そんな人間に人の心があったか疑問だよね

 

実際僕らを武器にする為に育てたんだ

道具みたいに

 

 

 

燐は雪男の言葉の意味を未だ分かり兼ねるものの、自分がいつも何も知らないことを悔しく思う。

しかし父である獅郎がそのように自分達を育てていたとは思えない。

その感じた燐は雪男の言葉を否定しようとするが、雪男はすぐに遮って言った。

 

ああ…兄さんは違うかな

特別だったから

…あの人も少しは思い入れあったのかもね

でも僕は弱い出来損ないだったから

きっと目障りだったんじゃないかな

 

まあ もうどうでもいいけど

 

そこまで言われて、燐はさすがに雪男の言葉を否定し始める。

 

お前は…

 

真面目で勉強が好きで

背ェ高くてスマートでやさしくて

女子にモテて

でもケンキョで

 

 

 

頭もよくて将来は医者めざしてて…

 

お前こそ俺と違って完璧で

神父(ジジイ)や俺の自慢だったんだ!!

 

何を見てんだよ…

その曇ったメガネふいてちゃんと見ろ!!!!

 

雪男は誤解しているのだから、メフィストに本当のことを話させるという燐。

その燐の言葉にも雪男の心は動かず、踵を返して志摩の元へ歩を進める。

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燐は雪男を追いかけるも、これ以上追ってくるなというように銃を突きつけられてしまった。

 

ごめん

兄さん

僕は強くなりたいんだ

 

そこで燐は、雪男が真面目で勉強が好きなだけでなく、負けず嫌いだったことを思い出す。

ちょうど同じタイミングで、雪男の放った銃弾は燐の額を貫いた。

倒れ込む燐を見てしえみが動き始めるが、邪魔をしないようにとアマイモンが立ちはだかった。

 

 

 

燐は撃たれて初めて雪男が本気であることを悟った。

今まで自分は何を見てきたのだと怒りを感じながら、瞳に涙を滲ませて立ち上がる燐。

サタンの炎を宿らせた燐を止めようと志摩は攻撃を放つが、もちろん効果があるわけもなかった。

志摩を跳ね飛ばした燐は雪男に向かっていく。

 

雪男は先程自分に向けられた「完璧」だという言葉を反芻していた。

そして左目の炎を解放しながら、燐の方に振り向いた。

 

違う

僕からすれば

兄さんこそが完璧なんだ

 

雪男の瞳の前に、燐の降魔剣はあっけなく折れてしまったのだった…。

 

 

 

感想

雪男、イルミナティにいっちゃうなんてーー(`;ω;´)

ここでそういう展開かぁ。

志摩が仲間に決別するのを覚悟しているシーンも、軽そうな中にも寂しさがあって泣ける…。

 

今まで雪男がなんでそんな怒ってるの?って感じてたけど、生い立ちを歪んで受け止めているのと、負けず嫌いだからなんだね。

今回で納得した。

しばらくはお葬式みたいな切ない回が続きそうだなぁ…。

 

嚆矢濫觴(こうしらんしょう)

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