ネタバレ『青の祓魔師 114話 SsC23:17e』最新あらすじ&感想 青のエクソシスト 青エク ジャンプスクエア 加藤和恵

もう一本書いちゃうbitchyamaです、おはようございます!

毎月この名乗りしている気がするけど。

 

燐が目覚めた場所とは…? 

前回までのネタバレはこちら。

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あらすじ 

三賢者(グリゴリ)の一、創造皇シェミハザの結晶が鎮座する聖域。

その結晶が周辺の大地に多様な生態系をもたらしている。

しえみは、その豊かな自然に感嘆の声を漏らした。

 

 

 

今は天庭(エル)と呼ばれている土地は、古にはエデン、アヴァロン、桃源郷、日本ではタカマガハラ、もしくはアマハラと称されていた。

しえみは、アマハラ(天空)の話を、幼い頃から母に聞いていた。

ここがそうなのだと、その場で理解した。

 

しえみは斎宮に通されると、なぜかその場を知っているような不思議な気持ちになった。

しかし、なぜだか落ち着かない。

たくさんの従者に傅かれ、丁寧に対応をされるのに、妙な違和感を感じていた。

 

賢座庁長官のエレミヤ・ウザイがしえみを鏡台に座らせ、エルで育った白薔薇を髪に飾る。

そこで賢座庁とは、三賢者とその結晶聖域を保全管理する組織なのだと聞く。

しえみが母といつ会えるのかと聞くと、今は情勢が不安定で多忙なため、少しでもしえみに手伝いをしてほしいとエレミヤは答える。

しかししえみは、儀式作法などをすべて忘れてるので、その基礎から改めて勉強をする必要がある。

エレミヤは自分たちがサポートをすると優しく語りかけるが、しえみはその笑顔に何故か怖さを感じてしまった。

 

 

 

皆、素晴らしい対応で接してくれるが、それは従者としてのものであってしえみに寄り添う者は一人もいない。

美しく広い屋敷の中で、しえみは孤独感を覚えてしまう。

もしかしたらもう一生、仲間の皆には会えないかもしれない。

そう考えると、自然と涙が浮かんできた。

 

しえみがお手洗いに立つと、そこには燐が横たわっていた。

別空間から飛ばされてきたらしく正装をしている。

しかし燐は、目を開けたまま眠っていた。

その間抜けな表情を見て、思わずしえみは吹き出してしまった。

燐の顔を見ただけで元気になる自分に気付いて、ほっとしたしえみは涙を零した。

 

 

 

燐は夢を見ていた。

それは、皆に謝る夢。

苦しくて辛くて、それを全て放棄してサタンの力に身を任せたいと思うものだった。

しえみは寝言で謝罪を呟き続ける燐を見て、励ますように声をかける。

 

ゆきちゃんのとこに行きたい?

 

行きたいよね

 

雪ちゃんは自分で決めて行ってしまったけど

苦しんでた

助けたかったよね

 

私も…助けたかった

いっつも肝心なところで役立たず

 

でもこんな私でもみんなの役に立てるかもしれなくて

私たくさんたくさん貰ったから返したい

 

 

 

こんな気持になれたのも

実はね…

燐と雪ちゃんのおかげなんだよ

 

燐と雪ちゃんに会えてなかったら

私きっと今でも人や外が怖いままだった

 

人も世界も広くて素晴らしいって

知るきっかけをくれた

 

私にとって二人はおひさまなの

一生懸命追いかけるね

 

その言葉を夢うつつで聞いた燐は、はっと目を覚ます。

しえみがその場を離れた瞬間に覚醒し、うだうだしている場合ではなく過去に戻らなくてはと決意する。

こうして2人ともエルで交わったことは理解しておらず、一瞬の再会だったが、お互いに元気をもらった。

しえみはエルでの勉強に立ち向かい、燐は再び過去へと向かっていった。

 

 

 

正気を取り戻した燐は、過去の世界で気合を入れ直す。

そこでは引き続き、瀕死のユリが出産を行っている途中だった。

このままでは帝王切開も出来ず、ユリは死亡してしまう。

どうするのかと周囲が騒ぎ立てる中で、異様な気配が動き始めた。

その正体はサタンだった。

 

復活したサタンは人間の原型を留めておらず、脳の劣化により、ユリへの思慕も妄執に変わっていった。

サタンは壊れ始めた。

遠ざかるユリの精神を感じて、暴走しはじめたのだった。

そしてついに、青い夜が始まる…。

 

 

 

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感想

おおおおおおおおお、こうして青い夜に!!!!!!!

せつなすぎる話だ…。

ユリとサタン(燐火)が幸せになれる道はなかったのか…。

身体がもたないから仕方ないのかもだけど、辛すぎる。

しえみのいるところも、キレイだけどなんかなぁという感じだよね。

次回はもっと辛い展開になりそうだなぁ…。

 

 

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